ウィリアム・ブレイク 「アダムを裁く神」
ウィリアム・ブレイク 「善の天使と悪の天使」
体温越えの東京に、絵を見に行った。
国立新美術館で開催されている「テート美術館展」は、18世紀から21世紀までの絵画から立体作品を、”光”をテーマに展示していた。
私の好きな芸術家であるウィリアム・ブレイクの水彩画が2点あり、なかなかお目にかかれない作品なために、期待が増した。
ブレイクの作品の中では、明るめの作品で、確かに光を感じるものであった。
イギリス偉大な作家の一人であるターナーの作品は、印象派や抽象画の先駆者とも言われ、説明的な表現よりも茫洋と境界のない色で画面を構成する思い切りの良さに、うらやましさを感じる。
また、主に風景画の名手として名高いジョン・コンスタブルの小品ではあるが、上品で落ち着いた作品に目を休めさせてもらえた。
このところの激烈な気温で疲れた心を癒す、一服の涼といえる色合いが心地よかった。
ターナー 「陽光の中に立つ天使」
ジョン・コンスタブル 「ハリッジ灯台」