白梅、青空に映える-2 5/3/2015
白梅、青空に映えるー1 5/3/2015
せっかくの天気なので、大きくて深めの帽子とゴーグル、マスクを装備して久しぶりのカメラだ。
枯死寸前というか凄みのありすぎる梅の木にかわいらしい花が咲いたので、レンズを向けた。
しかし、私の視界は曇っている。
朧ながらに判別できる形を頼りに構図を決め、シャッターを押す。
上出来とはまったくもって言えないけれど、真っ青な空に白の梅がちらりちらりと散らばって、老木の雰囲気をわずかに伝えているような感じがする。
その梅のバックには、切っても切っても枯れることのない生命力の権化とも言えるモチノキと、茶色のボンボンをたわわにつけた杉の木が・・・
もっとさまざまなアングルと構図で写真を撮りたいけれど、不気味に威圧してくる茶色のボンボンに恐れをなして、すたこらさっさと退散だ。
いくら体を覆ってみても、ほろってみても付きまとう花粉。
エアー洗浄室が玄関にあったなら、どんなにいいだろう。
食品工場、精密機械工場、手術室などの前室にあるだろうあれだ。
それとも、全身頭からつま先まで覆ってしまうイスラムのブルカのようなカバーが欲しい。
老い先知れた私の年齢ならば薬を服用してもたいしたことはないかもしれないが、成長期の子供なら絶対に、子供を生せる年齢の人たちにおいても、なるべくならば薬に頼らない方法をとるべきではないだろうか。
テレビで見た、スギ花粉の遺伝子を組み込んだ米を食べるだけでアレルギーを抑制するという研究が実用化を目指しているというけれど、気持ち的には拒否反応がある。
薬とか、遺伝子操作とかに偏ることなく、花粉との付き合い方を考え対策する方法を探るのが先決と思うのだ。
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