涸沼の親沢公園は、私の好きな場所のひとつ。
ここは市営のキャンプ場にもなっているから、今日のような気持ちの良い日には、適度な密度でキャンパーがいた。
11月にしては気温が高いけれど、風もなく穏やかで、静かな湖面には、魚の群れを示す魚影が幾つもの塊となって湖に点在していた。
そして、体に付いた寄生虫を払うために、その魚たちはひっきりなしに飛び上がり水面に体をこすり付けている。
黄葉も始まりだした木々に、黄金色の夕日が差すといっそう金色にあたりが染まる。
私が望んでいた季節の姿は、まだもう少し先のようだったが、十分に眼を愉しませてくれた景色だった。
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