rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

自然は厳しい

2022-07-11 22:45:45 | 生き物たち


コキジの卵。
今日の午前中、母鳥も健在だったが、夕方様子を見に行くと、巣の周りには羽が散乱していて、白く小ぶりな卵が5個寄せ集まって巣の中に納まっていた。
家人が神社の掃除に行っていた昼過ぎに数時間に、惨劇がコキジに降りかかったのだ。
母鳥が獣に襲われたのを聞いた家人は、とても心を痛めていた。
野生の動物には、彼らの掟があり、生き抜くには運と危険を回避できる察知能力が欠かせない。
家人は自然に関与しないと決めていた。
だから、この事態はどうにもならないことだったのだ。
人間の一過性のセンチメンタルで関与してはならないこともあると思う出来事だった。

そして、ブルーベリーの木に作られた精巧な鳥の巣。
おそらくこれからここに卵が産み落とされるのであろうけれど、無事雛が巣立てるかは、誰も予想はできないということだ。




鳥の楽園

2022-07-10 23:03:29 | 生き物たち


この画像はしばらく前のものだけれど、このブルーベリー畑は、今収穫期を迎えだした。
今年は少雨と高温で、熟すのが少し早まっている気がする。
下草はどんな条件でも強靭な生命力で、あっという間に草丈が伸びる。
だから家人は草と格闘する日々が続き、草刈をしてはそのいたちごっこにいささか疲れ気味のようだ。
そんななか、ほほえましいこともある。
家人が刈払い機で草を払っていると、突然何かが草むらから飛び出してきて肝を冷やした。
なんとコキジが驚いて飛び出してきたのだ。
そして飛び出してきた場所には、卵が数個まとまっていて、どうやらコキジが抱卵していたらしい。
もちろんそこの草は、コキジが安心して抱卵できるくらい残してある。
コキジの抱卵を発見してから数日後の昨日、私もブルーベリーを摘みに畑へ行った。
ぷるぷると大きく見事に実った甘く香りのあるブルーベリーを味わいながら摘んでいくと、家人が驚きの声を上げた。
なにやら私を呼んでいる。
コキジの巣からほど近くのブルーベリーの木に、見事な鳥の巣が一つ掛けられていた。
茶色い小枝で、太さと長さが均一に、精巧に組み上げられた巣だ。
つまり、誰もが鳥の巣というと思い描くイメージそのものといったもの。
写真に撮りたかったけれど、あいにくとスマホも持ち合わせていない。
それにしても、この場所は、鳥にしたらこの上ない環境だ。
虫も木の実もふんだんにあるし、巣を作るための小枝も使いたい放題だ。
しばしば人が来て作業するから、安全も保障されている。
どこかの猫は入れ替わり立ち代り来ているけれど、それは家人の作業を見守るのを半ば仕事にしているようなので、差し迫った脅威ではなさそうだ。
さて、巣の主はどんな鳥なのか、今のところ見当が付かない。
もう少ししたなら卵を抱卵している鳥の姿を見れるかもしれないので、それを楽しみに待とう。
でも、ちょっと複雑な思いなのは、鳥たちがブルーベリーを食い散らかしたり、枝を折るということ。
鳥は可愛くて好きだし、ブルーベリーは美味しくて愛おしいし、両立できないこの状況に、困っている。
せめて、鳥たちが食い散らかしたり枝を折らなければ、生き物同士、仲良く共存したいのになど、自分勝手なことを考える摘果作業だった。

今月の課題 稚拙か!

2022-07-07 22:38:35 | 創作活動


今月の絵。
言い訳するならば、時間をかける状況になくて、10分で描き上げた。
これをここに晒すというのも図太い神経と思えなくもないけれど、今の私の余裕のなさを記録するため。
家人には、ちょっと大人ぶった思春期の人が描いたようだと、スパッと言い切られた。
思い当たるがゆえに結構傷は深い。
そうだとしても、それもこれも自分なのだと開き直って受け入れようではないか。