”となしば”こと・・・ TBS 水曜劇場 橋田壽賀子ドラマ「となりの芝生」の録画DVDをようやく最終回まで観終わりました。
放送期間中になかなかタイムリーに観る事が出来ませんでした。
TBSとドリマックス・テレビジョンの共同制作のドラマで、核家族が進む中での嫁姑問題を真正面から描いた「超辛口ドラマ」です。
TBSとドリマックス・テレビジョン~といえば、昔、当院の院長が「夜王」というドラマの医事監修を担当させて頂きました。
「となりの芝生」なかなか面白いドラマでした。
’夫(←妻にとって)=息子(←姑にとって)’が、愚かな闘いの中心となってどんどん渦を過大化させていく、、、そして密かに姑が顔を出し手を貸している、、、という部分が絶妙です。
まさに”この親にしてこの子あり”です。
”血は水よりも濃し”です。
”都合の良い事は息子の御蔭!都合の悪い事は嫁のせい!!”、、そう思いたくなるその純粋な気持ちも良く解ります。
殆どが女性の視聴者ですから、姑を悪者放題にしておく訳にもいかず・・・嫁を悪者放題にしておく訳にもいかず・・・ですね。
’混み合った交差点にもかかわらず全く役にたたない信号どころか壊れきっている信号役’として、’より良き交通整理が出来ていないどころか人も車もグチャグチャ状態になっちゃっている交差点役’として、’夫=息子’に悪役=愚役を引き受けさせたものと信じます。
その’夫=息子’の高平要役を演じておられた大倉孝次君~大変見事に演じておられました。さすが役者ですね。
高平知子役の瀬戸朝香さんが可哀想で可哀想で仕方なくなった位でした。
嫁・知子の実母・秋野波江役の言い分が、一番まともで確かだと実感し、そんな実母であり姑となりたいものだと勉強になりました・・・。
登場人物は皆、毎場面毎場面どこでもいつでもズバリ正しい本音を言っています。
その本音は「確かに!」というような内容ばかりです。
ですが、嫁姑という関係の場合は、正論だけの言い合いや本音のみの言い合いというものは、決して良い結果を招くものではないのだという事ですね。
どちらかがうまく引いてあげる事が出来る、やんわりと伝えてあげる事が出来る、相手の気持ちを尊重してあげる事が出来る、、、そのような譲歩の気持ちをもった役割分担がうまく出来ている嫁姑は何となくうまくいっているのでしょう。
『家族』は、一番小さな社会です。
一番小さくて密着度の高い生活こそ、自分達の手でハッピーに持っていかなくてはいけませんね。
それには嫁だけの努力でもダメ!!姑だけの努力でもダメ!!
・・・まずは、’要’となる夫=息子が賢く振舞って、その上で家族全員の忍耐を含んだ協力が大切ですね。
ーby事務長ー
放送期間中になかなかタイムリーに観る事が出来ませんでした。
TBSとドリマックス・テレビジョンの共同制作のドラマで、核家族が進む中での嫁姑問題を真正面から描いた「超辛口ドラマ」です。
TBSとドリマックス・テレビジョン~といえば、昔、当院の院長が「夜王」というドラマの医事監修を担当させて頂きました。
「となりの芝生」なかなか面白いドラマでした。
’夫(←妻にとって)=息子(←姑にとって)’が、愚かな闘いの中心となってどんどん渦を過大化させていく、、、そして密かに姑が顔を出し手を貸している、、、という部分が絶妙です。
まさに”この親にしてこの子あり”です。
”血は水よりも濃し”です。
”都合の良い事は息子の御蔭!都合の悪い事は嫁のせい!!”、、そう思いたくなるその純粋な気持ちも良く解ります。
殆どが女性の視聴者ですから、姑を悪者放題にしておく訳にもいかず・・・嫁を悪者放題にしておく訳にもいかず・・・ですね。
’混み合った交差点にもかかわらず全く役にたたない信号どころか壊れきっている信号役’として、’より良き交通整理が出来ていないどころか人も車もグチャグチャ状態になっちゃっている交差点役’として、’夫=息子’に悪役=愚役を引き受けさせたものと信じます。
その’夫=息子’の高平要役を演じておられた大倉孝次君~大変見事に演じておられました。さすが役者ですね。
高平知子役の瀬戸朝香さんが可哀想で可哀想で仕方なくなった位でした。
嫁・知子の実母・秋野波江役の言い分が、一番まともで確かだと実感し、そんな実母であり姑となりたいものだと勉強になりました・・・。
登場人物は皆、毎場面毎場面どこでもいつでもズバリ正しい本音を言っています。
その本音は「確かに!」というような内容ばかりです。
ですが、嫁姑という関係の場合は、正論だけの言い合いや本音のみの言い合いというものは、決して良い結果を招くものではないのだという事ですね。
どちらかがうまく引いてあげる事が出来る、やんわりと伝えてあげる事が出来る、相手の気持ちを尊重してあげる事が出来る、、、そのような譲歩の気持ちをもった役割分担がうまく出来ている嫁姑は何となくうまくいっているのでしょう。
『家族』は、一番小さな社会です。
一番小さくて密着度の高い生活こそ、自分達の手でハッピーに持っていかなくてはいけませんね。
それには嫁だけの努力でもダメ!!姑だけの努力でもダメ!!
・・・まずは、’要’となる夫=息子が賢く振舞って、その上で家族全員の忍耐を含んだ協力が大切ですね。
ーby事務長ー