とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

体外受精・顕微授精に伴うQ&A 6

2011年01月15日 | ART

Q:体外受精・顕微授精の際に、なぜ卵巣刺激は必要なのでしょうか?

A:出来るだけ多くの良い卵を育てて、採取して、授精させたいからです。

  良質の多数の胚=受精卵を得ておけば、
  その中の良好胚から胚移植をしていけます。
  それによって、高い妊娠率が期待出来ます。

  余剰胚があれば、
  それらを凍結保存しておき、後の周期に胚移植をしていける事となります。

  新たに排卵誘発剤を使用して、再度、採卵手術をする事なしに、
  凍結保存しておいた胚で、下のお子様をご懐妊する事が可能です。

  当院でも、初回の採卵手術と胚移植で、第一子を授かりご出産された方々が、
  その時から凍結保存していた凍結保存胚で第二子・第三子を授かって、
  ご卒業されていかれています。
  そのような事が可能となるわけです。


ーby統括コーディネーター 兼 不妊カウンセラー 兼 事務長ー
とくおかレディースクリニック
コメント
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