日産婦医会報の中に『コーヒーブレイク』というコーナーがあります。
広報委員長をされておられるドクターが書かれた「母の背中」という内容を拝読し、
涙が溢れてとまりませんでした。
「はらみちを」さんのお話です。
とても感動しましたので、少し引用させて頂きながら、
皆様の心でも”母の愛”を感じて頂きたいと存じます。
詩画家の「はらみちを」さんは、仮死状態で産まれ、
お産婆さんが振り回して息を吹き返したそうです。
脳性麻痺で歩く事が出来ず、母が「私が背負って連れて行く」と、
学校と町に誓約書を書いて、来る日も来る日も母の背中に負ぶわれて小学校に通われたそうです。
ですが、遠足の時は、いつも教室にひとりで御留守番・・・
窓から流れる雲を見て、自由に空を散歩出来る雲への憧憬から絵を描き始めたそうです。
「コーヒーブレイク」にも掲載されていた
「はらみちを」さんの「「どしゃぶりの中を」」という詩をご紹介致します。
どしゃぶりの中を 母はぼくを背負って走った
母の乳房がゆれ 僕は背中でバウンドした
どしゃぶりの中を 母はぼくを背負って走った
母の白いうなじに雨と 僕の泪が流れた
どしゃぶりの中を 母はぼくを背負って走った
いくら走っても遠いのに 僕はぬれたって平気なのに
どしゃぶりの中を 母はぼくを背負って走った
火を吐く山の機関車のように 母の力が爆発した
母親の深く大きく強い愛を感じます。
懸命に子供を守り抜こうとする母親の愛・・・です。
何度読んでも、自然に涙が溢れ出てしまいます・・・。
そして「はらみちを」さんの言葉が素晴らしいです。
「身体の不自由な人間は、
そういう(詩的・絵画的な)特別な感覚があって、
それで補っていくんじゃないか。
だから不自由さは僕にとってマイナスじゃない。
プラスアルファになっているんです。」
見習わなくてはならないプラス思考だと存じます。
「はらみちを」さんは82歳の今でも創作活動をお続けになられておられるそうです。
辛さを喜びに変えて強く生き抜く、素晴らしい方です。
見習って参りたいものです。
ーby事務長ー
とくおかレディースクリニック
広報委員長をされておられるドクターが書かれた「母の背中」という内容を拝読し、
涙が溢れてとまりませんでした。
「はらみちを」さんのお話です。
とても感動しましたので、少し引用させて頂きながら、
皆様の心でも”母の愛”を感じて頂きたいと存じます。
詩画家の「はらみちを」さんは、仮死状態で産まれ、
お産婆さんが振り回して息を吹き返したそうです。
脳性麻痺で歩く事が出来ず、母が「私が背負って連れて行く」と、
学校と町に誓約書を書いて、来る日も来る日も母の背中に負ぶわれて小学校に通われたそうです。
ですが、遠足の時は、いつも教室にひとりで御留守番・・・
窓から流れる雲を見て、自由に空を散歩出来る雲への憧憬から絵を描き始めたそうです。
「コーヒーブレイク」にも掲載されていた
「はらみちを」さんの「「どしゃぶりの中を」」という詩をご紹介致します。
どしゃぶりの中を 母はぼくを背負って走った
母の乳房がゆれ 僕は背中でバウンドした
どしゃぶりの中を 母はぼくを背負って走った
母の白いうなじに雨と 僕の泪が流れた
どしゃぶりの中を 母はぼくを背負って走った
いくら走っても遠いのに 僕はぬれたって平気なのに
どしゃぶりの中を 母はぼくを背負って走った
火を吐く山の機関車のように 母の力が爆発した
母親の深く大きく強い愛を感じます。
懸命に子供を守り抜こうとする母親の愛・・・です。
何度読んでも、自然に涙が溢れ出てしまいます・・・。
そして「はらみちを」さんの言葉が素晴らしいです。
「身体の不自由な人間は、
そういう(詩的・絵画的な)特別な感覚があって、
それで補っていくんじゃないか。
だから不自由さは僕にとってマイナスじゃない。
プラスアルファになっているんです。」
見習わなくてはならないプラス思考だと存じます。
「はらみちを」さんは82歳の今でも創作活動をお続けになられておられるそうです。
辛さを喜びに変えて強く生き抜く、素晴らしい方です。
見習って参りたいものです。
ーby事務長ー
とくおかレディースクリニック