とくおかレディースクリニック~ブログ~

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どうか宜しくお付き合い下さい。

12月の看護部・検査部便り

2013年12月03日 | 看護部・検査部便り
12月の看護部・検査部便り


皆様こんにちは。
寒い日が続いておりますが、お変わりありませんか?
この時期、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

師走の慌ただしさと共に忘年会などの行事も増え、
気分の高揚を感じられている方もいらっしゃるでしょうね。

逆に、
何となく気が滅入って落ち込みがちになってしまわれるような方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

冬は、木々も葉を散らせ動物たちも冬籠もりに入る等、生命が休眠する季節です。
人間もこの時期になると気分や活動力が著しく低迷してしまうことがあります。

・なぜだか虚しい気分になり自己否定的になってしまう
・無気力感に襲われる
・睡眠時間は十分なはずなのに日中も眠い
・人付き合いが億劫になり外出が面倒
・集中力がなくなり家事や仕事が思うように出来ない
・食事が偏って体重が増加してしまう
といったご経験はありませんか?

人の気分の浮き沈みや活動力の変化には、日照量が強く影響すると言われています。
太陽光を浴びると、脳内でメラトニンとセロトニンというホルモンが分泌されます。
メラトニンとセロトニンの働きによって、睡眠や覚醒、体温が調節され、
生活リズム=体内時計が整うのです。
体内時計は自律神経やホルモン分泌などにも関与します。

また、メラトニンには、ストレスを打ち消す作用もあります。
冬になり日照時間が短くなり日光を浴びる量が減ってしまい、
メラトニンとセロトニンが十分に分泌されないと、
睡眠と覚醒のリズムが乱れてしまったり、
疲れやすい、食欲が制御出来ない、気力が無くなり落ち込みやすくなる、
等の症状が出てしまうのです。

多くの方が、どんよりと曇った日よりも晴れ渡った日を快適と感じるように、
太陽の光には人の気分を良くする作用があるのです。
この時期、
なんとなく気分が上向きにならないという方は、太陽の光を浴びるようにされてみてはいかがでしょうか。
できるだけ毎日同じ時間に起きて朝の光を浴びると良いですね。
そして、食事も3食規則正しく食べることです。
特に朝食をしっかり食べると血糖値が上がり、一日の活動エネルギーになります。
また、運動も大切です。
運動すると脳から、気分を高揚させる作用のあるホンモンが分泌され、神経の成長も促されます。
いきなり運動を始めるのが難しいようであらば、部屋の片付けなどから始めて、
徐々にウォーキングなどをしてみるのも良いですね。
ウォーキングをしながら太陽の光を浴びることで、気持ちも体も爽快になるでしょう。

今年も残すところあと1ヶ月となりました。
気持ちも身体も健康的に、1年の締めくくりをしていきたいものですね。


とくおかLC看護部・検査部スタッフより


とくおかレディースクリニック






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