2月の受付便り
こんにちは!
今月の受付便りは、
『冬の感染症』についてお話致します。
冬の感染症と言えば、
インフルエンザやノロウイルスを想像される方も多いと思います。
インフルエンザの感染力は非常に強く、
日本では毎年約1千万人、約10人に1人が感染していると言われています。
ですので、
かからない為の対策、かかってしまった時の対策が、とても大切になります。
まず、かからない為には、どうしたら良いのでしょうか。
それは、
(1)感染経路を絶つため、こまめな手洗いうがいをすること
(2)予防接種をうけること(発症する可能性を低くし、重症化を防ぎます)
(3)免疫力を高めるため、普段から運動と十分な睡眠、栄養バランスを考えた食事を心がけること
です。
また、かかってしまった時やインフルエンザが疑われる時には、早めに医療機関を受診し、
飛沫感染を防ぐため、咳やくしゃみをしている時には、マスクをする事がエチケットとなります。
特に、小さいお子さんや妊婦さん、お年寄りの方、持病をお持ちの方は重症化する恐れがあります。
充分な対策をとられて下さい。
脱水症状予防の為の水分摂取も、とても大事になります。
次に、ノロウイルスです。
ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎は、1年を通して発生しますが、
やはり特に冬に流行します。
1年間のうち、約7割が11月~翌年2月に発生していると言われています。
感染を予防するには、
(1)こまめでしっかりとした手洗いうがい
(2)人からの感染を防ぐため、便や吐物の扱いに気を付ける
(3)食品からの感染を防ぐため、食べ物はしっかりと加熱をし、調理器具はしっかり消毒、清潔を心がける
事が大事になります。
ノロウイルスは、85℃以上で1分以上の加熱が有効です。
かかってしまった時には、医療機関の受診が必要です。
感染してから症状が出るまでに、24~48時間かかるとされており、
主な症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、微熱です。
健康な方は、1~2日で回復しますが、お子さんやお年寄りの方は重症化することがあります。
脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給が大切です。
妊娠を目指していく中で病気になってしまうと、
治療の中断、仕切り直しも余儀なくされる場合があります。
まだまだ寒く乾燥した日が続きます。
免疫力が低下しがちになりますので、適度な運動やストレッチなどで体を温め、血流を良くしていきましょう。
院長じはじめ、スタッフ一同、
これからも最善の医療を提供して参ります。
1人でも多くの患者さんが子宝を手にされますよう、お祈りしております。
とくおかLC受付・医療事務スタッフより
とくおかレディースクリニック