昨日のブログで「心が折れた」という若者が増えている事を書きました。
または、
「心が病んだ」という言葉を使う若者も多いです。
若者の中にも、
簡単に心が折れてしまう=心が病んでしまう人もいれば、
そうそう簡単に心が折れない=心が病まない人も大勢います。
なぜ、
心が折れるのか?
なぜ、
心が病むのか?
おそらく自分の想定範囲が狭いからではないか?と思います。
自分の中にある想定範囲をどんどん広く深くしていけば、
そうそう簡単に心は折れないのだろうと思います。
新入職員を例にあげますと、
社会というものを学んでいかないといけませんし、
仕事を学んでいかないといけませんから、
毎日覚える事ばかりですし、先輩からもあれこれ教わる事ばかりです。
中には理不尽な注意を受ける事もあろうかと思います。
その理不尽の意味も、
社会においては道理に合っている事だとしても、
受け取る本人次第で、勝手に理不尽だと思い込む事も多々あります。
こんな注意を受けた、
こんな事を言われた、
と思ってしまうのは、
やはり自分の想定範囲が狭いからなのかな、、、と思います。
自分の持つ想定範囲を広げてしまえば、
何を言われても「確かに!」と思います。
もっともっと教えて欲しい、もっともっと注意をして欲しい、
その程度の内容は、既に想定済みだから何とも思わない!!
そう思えてしまえます。
次々に注意を受けても「そのご注意の数々は、想定内だから全然大丈夫です!」
そう思えてしまえるはずです。
昔、航空会社勤務の頃、
指導係の先輩から「下がっている口角を上げましょう。」とアドバイスを受けた後輩が、
「口角が下がっていると言うなんてふざけている。許せない。私の勝手でしょ!」と、
怒りまくっていました。
私は、とても有難いアドバイスではないかと心底思いましたし、
そのような言いたくもないアドバイスをして下さった事に感謝しないといけないと思ったくらいです。
おそらく、ご家庭のご両親様は、自分の娘の口角が下がっている=人相が悪く見える事に、
あまり気にとめていなかったのだと思います。
やはり想定範囲が狭いので、
自分の想定外の事を言われると許せないと思ってしまうのでしょう。
想定範囲を広く深くもって生きて行きたいものと思います。
スーパーボールのように、
丸くて弾力があって折れない潰れない、、、良いですね。
いつも弾んでいるスーパーボール、、、良いですね。
ーby事務長ー
とくおかレディースクリニック