とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

8月のラボ便り その1

2018年08月02日 | ラボ便り


8月のラボ便り その1


皆様、こんにちは。

8月スタート致しましたね。
夏真っ盛りですね!


今回のラボ便りでは、「精子の老化」についてお話します。

精子の頭部には、DNAが入っています。
DNAは、遺伝子と呼ばれる身体の情報が入った大切なものです。

精子のDNAがダメージを受けると、
受精が正常に起こらなかったり、
受精した後に胚の成長が停止する原因となります。

そのような精子の割合が高くなると、妊娠率が下がり、
また、流産率が高くなるという報告もあります。

DNAがダメージを受けた精子は、
見た目や運動性だけで分かるわけではありません。
精液検査にて精子濃度や運動率、奇形率に問題が無かったとしても、
DNAがダメージを受けた精子の割合が高い場合もあります。

日常生活において精子のDNAにダメージを与える原因には、
主に酸化ストレスが挙げられます。

酸化ストレスを受けることは、いわゆる老化といわれています。

(※酸化ストレスについては、6月の診療部便りで詳しくご紹介しておりますので、是非お読み下さい。)

精子は数ある細胞の中でも、酸化ストレスを受けやすい細胞=老化しやすい細胞です。
精子の細胞膜(精子自体を包んでいる膜)は、酸化ストレスの影響を受けやすい物質で出来ています。
また、精子は細胞そのものが小さく、含まれている抗酸化物質(酸化ストレスを軽減する物質)が少ないのです。

そこで、老化から精子を守る為に、
日常生活で気をつける事としては、次回に書かせて頂きますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子宝メッセージ AIH編

2018年08月02日 | 不妊


40歳という年齢からの治療開始であることと、AMHの数値が良くなかった事もあり、
早目のステップアップを目指して治療しておりましたが、
一度目の人工授精で授かることができました。
ありがとうございます。
私達夫婦は、タイミングをとるのがスケジュール的にプレッシャーでもありましたので、
人工授精に移行してほっとした部分もありました。
クリニックでは、先生方の的確なご判断と、
ナースの方々の親切でプロフェッショナルな対応に、安心して通うことができました。
ありがとうございました。



(いただいた原文、そのまま掲載しております)

励ましメッセージ、まことに有難うございました




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする