とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

不妊治療の保険適用について取り組むハードルは下がるが、、、その2

2022年06月25日 | Weblog
「不妊治療の保険適用について取り組むハードルは下がるが、
本格的に治療したい患者さんに対しては難しい制度となった。」

浅田レディースクリニック品川クリニック院長の浅田義正先生のQ&Aを一部掲載させて頂きます。
(出典:ベビーカレンダー)

Q:用法・用量の範囲だと、限られた不妊治療ということになりますね?

浅田先生:
生殖補助医療に関る医療技術の評価について、
たとえば、
「採卵術」
「体外受精・顕微授精管理料」
「受精卵・胚培養管理料」
「胚凍結保存管理料」
が、同じ個数で点数算定されています。
が、当院のデータでは、30代前半の平均培養結果の個数では、
良好胚盤胞を1個得る、胚盤胞を約3個得るのに成熟卵子は約10個必要となっています。
採卵、受精操作、受精卵、胚盤胞凍結の実際に必要な個数はそれぞれ違っているのに、
個数基準が同じ、加えて、すべて10個以上が同一料金になっており、
実際の体外受精の状況は反映されていないように感じます。

(浅田先生のご回答、次回に続きます)
コメント
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