11月の診療部便り朝晩冷え込む季節となりました。
今回は『新型コロナウイルスのワクチンの接種時期』についてお話しをしたいと思います。
皆さんからこのような質問を多く頂戴致します。
①妊活中にコロナワクチンは打たない方がいいですか。
②妊娠中でもコロナワクチンを打てますか。
③いつ打てばいいですか？
上記3つに関してお答え致します。
①【妊活中にコロナワクチンは打たない方がいいですか】
いいえ。打って頂いて構いません。現時点では生殖器に悪影響を及ぼす報告はありません。また、当院のお注射後やお薬を服用している間もワクチンによる悪影響は考えにくいため打って頂いて構いません。
②【妊娠中でもコロナワクチンを打てますか】
はい。打てます。国内外の研究において、ワクチン接種によるワクチンを受けた妊婦や新生児に対して有害事象の増加はありません。また、妊娠中に接種することにより、抗体が臍帯を通じて胎児へ移行し、生まれた後に新生児を感染から守る効果が期待されています。さらに、諸外国の統計では、妊娠中のワクチン接種は新生児の入院のリスクを減少させるという報告もあります。
③【いつ打てばいいですか】
接種できる時に早めに打ちましょう。厚生労働省では時期を問わず接種をお勧めしています。当院でも万が一コロナに感染してしまった場合、治療を一時的に中断せざる終えない状況となりますし、お薬をとりに来れないことにより流産や早産の原因となってしまいますので、時期を問わず早めの接種をお勧めしています。
新型コロナウイルスが再び感染拡大する前に早めに接種しておきましょう！
なにか気になることがありましたら、スタッフにお声かけくださいね！
