大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

高校ライトノベル・せやさかい・004『突然の家庭訪問』

2019-04-07 19:57:36 | ノベル

せやさかい・004『突然の家庭訪問』 

 

 

 先生来はるって!

 

 朝ごはんの片づけしてたら廊下の電話が鳴って、出勤直前のお母さんが出て、キッチンのわたしに言う。

「なんや、先日のお詫びと新学期のお話とかで……しゃあない、午前中休みとるわ。さくらもおらんとあかんで」

 そう言うと、スプリングコートを脱いでピアスも外して、スマホで電話を掛けた。会社に半休の電話やろ。

 いっしょに食器洗てたコトハちゃんが美しく眉を寄せる。

「町内見学は、また今度やね」

 今日は、午前中は近所のあれこれをコトハちゃんに教えてもらうことになってた。

「あ、うん。また今度、よろしゅうに」

「うん、それはええけど、先生がお詫びて、なにかあったん?」

「ああ……大したことやないねんけど、ちょっと、わたしが大きな声出したから先生、気にしてはるんやと思う」

「担任、菅井先生やったね……悪い先生やないけど、三つに一つは大事なこと忘れる人やからねえ」

 具体的なことは話してへんのに、事の本質は見抜いてる。美人やいう以外に、頭の回転がええんで、ちょっとビックリして尊敬の針が10ポイントほど振れる。

 

 伯父さん(コトハちゃんのお父さんで、お母さんのお兄さん)の勧めで、本堂の外陣で会うことにする。

 

 菅井先生一人かと思たら、学年主任の春日先生も付いてきたんで驚く。

 春日先生は定年に近いオッチャンの先生。本堂に上がると、正座して須弥壇の阿弥陀さんに手を合わせる。菅井先生は、お母さんにペコペコするばっかりで、阿弥陀さんには気ぃもつかんいう感じ。

「先日は、さくらさんの苗字とお名前を読み違えると言うミスをしてしまいまして、まことに申し訳ありませんでした」

 春日先生がきちんとお詫びをされて、菅井先生は頭を下げながらゴニョゴニョ。わが担任ながら、ちょっと頼りない。

 お母さんは、春日先生の態度と言葉で恐縮してる。あの件は、菅井先生のポカやけど「せやさかい言うたやないですか!」と大きな声出したわたしにも非がある。あるから、お母さんには言うてへん。成り行き次第では、お母さんにポコンとかまされるかもしれへんなあ。

「いえいえ、うちの子ぉも、いらんこと言いですから。アハハハ」

 いらんこと言いはないと思うねんけど。まあ、これで丸く収まるやろ。

「明日は灌仏会ですねえ」

 外陣の隅っこに置いてあるあれこれを見て、春日先生は水を向ける。灌仏会とはお釈迦さんの誕生日。お寺ではいろいろ行事があるし、外陣の長押には昔の灌仏会の写真があって、その写真の中に若いころのお母さんの姿もあったりして、そういうところを見てるんやとしたら、なかなかの先生やと思う。菅井先生は、正直に「へ?」いう顔してる。

「花まつりのことです、お釈迦さんの誕生日です」

 勤めてニコヤカに言う。この、いわば手打ち式は、わたしがニッコリすることで大団円。

「お差支えなかったら、苗字がお変わりになったご事情など……これからのさくらさんの指導上、心得ていた方が良いのではと、あ、お差支えなければなのですが」

 あ、これが本命か。

 たしかに、三月ギリギリに苗字が変わって、菅井先生が混乱したのも無理のない話なんや。

「はい、実は……主人が七年前に行方不明になりまして。このたび、やっと失踪宣告の運びになりまして、実家に娘共々戻ってまいった次第です……」

 お母さんは最後の言葉を濁す。わたしの手前もあって、これ以上は聞いて欲しないという意思表示。

「そうですか、いえ、承知いたしました。いや、これから三年間のお付き合いになります、入学式でも申しましたが、学校に出来ることがありましたら、ご相談ください。微力ですがお力になれれば幸いです。菅井先生からも……」

 水を向けられた先生やけど「は、明日から元気にがんばりましょう」と短くご挨拶。

「「はい、よろしくお願いいたします」」

 母子揃って頭を下げてめでたしめでたし!

 

 時間にして二十分。お母さんは、その足でご出勤。

「はやく済んだやん!」

 コトハちゃんは制服に着替えてたけど、学校にいくついでにご近所巡りに連れていってくれる。

 町内で会う人が、みんな挨拶してくれはる。そのたんびに「こんど、いっしょに住むようになりました、従妹のさくらちゃんです」と紹介してくれる。正直ハズイけど、こういうことは最初が肝心「どんくさいから、いっぺんには覚えられませんけど、よろしくお願いします」と頭を下げておく。

「ああ、歌ちゃんの子ぉやな!」

 米屋のお婆ちゃんなんかは、しっかり知ってくれてた。まあ、ええねんけどね。みなさん、瞬間わたしとコトハちゃんを見比べてる。コトハちゃんはベッピンさんで、とくに聖真理愛女学院の制服姿やと、もう反則やいうくらいのベッピンさん。これに対抗できるのは広瀬すずくらいしかおらへん。

 凹みそうになる気持ちを笑顔に隠す。そう、笑顔は七難を隠すいうやおまへんか!

 コトハちゃんを見送って家に帰ったら、頬っぺたが引きつっておりました(^_^;)

 

☆・・主な登場人物・・☆

  • 酒井 さくら   この物語の主人公 安泰中学一年 
  • 酒井 歌     さくらの母 亭主の失踪宣告をして旧姓の酒井に戻って娘と共に実家に戻ってきた。
  • 酒井 諦観    さくらの祖父 如来寺の隠居
  • 酒井 諦一    さくらの従兄 如来寺の新米坊主
  • 酒井 詩     さくらの従姉 聖真理愛女学院高校二年生
  • 酒井 美保    さくらの義理の伯母 諦一 詩の母
  • 菅井先生     さくらの担任
  • 春日先生     学年主任

 

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高校ライトノベル・ひょいと自転車に乗って・23『ロビーで河内音頭』

2019-04-07 06:41:29 | 小説6

ひょいと自転車に乗って・23

『ロビーで河内音頭』     

 

 親しいからといって声を掛けちゃいけないときがある。
 

 十四年にしかならない人生だけど、そのことは心得ている。
 

「あ、みっちゃんやないの!」
 

 だから、輝さんの方から声を掛けられた時は、アタフタしてしまった。 輝さんは、それまでの『この世の終わり』という顔から『この世の始まり』の顔になって近づいてきた。
 

 へたにお店に入るより、よっぽど落ち着く。
 

 カリオのシネマエリアは真ん中に休憩スポットがあって、照明なんかも適度に落としてあり、しみじみお話するにはうってつけだ。

「もとはロクヨの工場があってんよ」

 はじめてカリオに来たと分かると、輝さんはカリオの歴史とか、その近辺で遊んだ子供時代の話をしてくれた。

 輝さんの実家は外環状線沿い、わたしの家の隣だから、かなり行動半径の広い活発な子供だったようだ。 そのことに感心して「すごい!」を連発していると、輝さんは顔の前でハタハタ手を振って「そんなことないよ~」と言う。

 輝さんの子ども時代は、八尾駅周辺の再開発がピークに差し掛かったころで、コロコロと街の表情が変わっていくので、それを楽しんでいるうちに、遊び場所が広がっていったんだと言う。

「ほんでも、いちばん楽しかったんは、駅の向こう側に常光寺いう大きなお寺があるんやけど、そこの盆踊り。河内音頭の本拠地みたいなとこでね、夏は境内に大きな櫓が建って、日本一の盆踊りになるねんよ!」

「河内音頭って、授業でも先生が言ってましたけど、八尾にきて、まだ見たことないんですよね」

 社会の藤田先生は楽し気に語ってくれたけど、地元の生徒たちとは共通の知識ってか感動があるので、最近転校してきたわたしは、なんとなく置いてけぼりになっている。その残念さが伝わったからだろう、輝さんは立ち上がって河内音頭を踊り始めた。
 

 え~んえ一座のみなさまよ~お~お~ ほいほい、ちょいと出ましたわたくしは~あ~あ~ほいほい

 最初は小さく口ずさみ、小さくステップして見せるだけだったのが、次第に熱が入ってきた。 類は友を呼ぶようで、お年寄りが一人二人と混じってきて、ラーメン一杯出来るくらいの時間に十人近くのプチ盆踊りになってきた。 仮にも、シネコンのロビー、よその街なら確実にスタッフだか警備員さんがやってきて叱られる。 正直ヒヤヒヤしたんだけど、踊っている人たちはもちろん、ロビーに居る人たちも温かい表情で見てくれている。

「見てるだけじゃ分からへんよ」

 そう言われて、わたしも踊りの輪の中に入ってしまう。 ステップを覚えてしまうと手のフリは自然についてくる。
 

 
 

 声にならない感嘆詞をあげると、輝さんはエスカレーターを信じられない速さで駆け下りて消えてしまった。

「輝さん!」  

 視界の片隅に、同じように輝さんを追いかける女の人が見えた。
 

 でも、わたしも女の人も輝さんを発見することはできなかった……。
 

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高校ライトノベル・秘録エロイムエッサイム・23(エロイムエッサイム『故郷』)

2019-04-07 06:32:39 | 小説4

秘録エロイムエッサイム・23

 (エロイムエッサイム『故郷』)
 

 

「大佐、また全弾命中です!」
 

 ヘンリー少佐が、マクスゥエル大佐に驚愕のおももちで報告した。

「やつらは、毎年こうだ。特に驚くことじゃない」

 マクスゥエル大佐は、苦笑いしながら、念のため双眼鏡で標的を観察した。

「どの標的も、ど真ん中を撃ち抜かれてるな……」

「ちょっと、あいつらに言ってきます」

 ヘンリー少佐は鼻息荒く、行進間射撃を終えたばかりの日本の戦車隊に向かった。
 

 ここはロッキー山脈の中にある、アメリカ軍の演習場である。毎年恒例の日米合同訓練が行われている。
 

 ヘンリー少佐は、中東やNATOとの共同訓練に参加してきたが、3キロの行進間射撃で、全弾命中させる戦車隊に出会ったことなどない。 行進間射撃とは、全速で戦車を走らせながら、不整地走行やスラロームをしながらやる射撃で、アメリカ軍でも80%がいいところだ。

「田中三佐、これは訓練なんです。展示用の特殊部隊を送られては訓練になりません!」

 田中三佐は、困惑した顔でエリート参謀のヘンリー少佐の顔を見て、ため息一つついて言った。

「少佐は、自衛隊との合同訓練は初めてなんですね?」 「ああ、合同訓練に特殊訓練をほどこした部隊を見るのも初めてですよ。自衛隊のメンツも分かるが……」 「合同訓練は輪番制で部隊を送っているだけです。このA部隊はごく平均的な部隊です」 「戦車は、最新鋭のヒトマル式……」 「それは、お恥ずかしいのですが、配備が間に合わずナナヨン式です」

 田中三佐は、バツが悪そうに頭を掻いた。

「ナナヨン式……四十年前の戦車じゃないですか」

「はあ、我が国は国防費が潤沢ではないので、こんなロートルに手を加え、なんとかやってます」
 

「少佐、奴らの凄さが分かっただろう」

「あいつらに訓練で教えることなんか、何もないですよ」

「フフ、昼からの訓練は、そういうわけにはいかん。今年の巡航ミサイルは最新型だ……」
 

 マクスゥエル大佐のほくそ笑みも、午後の訓練終了後には凍り付いた。
 午後のミサイル迎撃訓練。アメリカ側の発射したトマホーク数十発を自衛隊は全弾撃墜した。後半から本気モードになった米軍は超低空・対地誘導その他、隠蔽技術をフルに活用したがこの成績なのだ。
 

 マクスゥエル大佐の表情は凍り付いたが、アメリカ人らしく夕方には同盟軍の優秀さを讃えるためにシャンパンをぶら下げ、ヘンリー少佐とともに自衛隊の宿舎を訪れた。
 

「……あの曲は?」

「『フルサト』というchildren's songだが、このアーティストは……なんともハートフルだな」

 幕舎に入ると自衛隊員たちは、シンミリと曲に聞き入っていたが、大佐たちに気づくとアメリカ式の陽気さになって二人を歓待した。

「年末から、急に出てきたシンガーなんですが、なんとも言えない情感です。そうだ、こんな曲もありますよ」
 

 田中三佐がパソコンを操作すると、同じシンガーが歌うテネシーワルツが流れてきた。

 I was dancin' with my darlin' To the Tennessee waltz, When an old friend I happened to see.   

 Introduced her to my loved one, And while they were dancin', My friend stole my sweetheart from me.
 

 I remember the night, And the Tennessee waltz, Now I know just how much I've lost, Yes I lost my little darlin', The night they were playin', To the beautiful Tennessee waltz .

「このテネシーワルツも、心に沁みるね……なんだ、少佐、泣いているのか?」

「ハ、自分はテネシーの出です。子供のころからイヤと言うほどこの曲を聞いてきましたが、こんなに心に沁みる『テネシーワルツ』は初めてです」
 

 この夜、日米の兵士は『フルサト』と『テネシーワルツ』で盛り上がり、朝倉真由というシンガーの名が胸に刻まれた。

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高校ライトノベル・時かける少女・61『スタートラック・1』

2019-04-07 06:22:00 | 時かける少女

時かける少女・61 

『スタートラック・1』         
 

 昭和二十年四月、前月の大空襲で肺を痛めた湊子(みなこ)は、密かに心に想う山野中尉が、沖縄特攻で戦死するまでは生きていようと心に決めた。そして瀕死の枕許にやってきた死神をハメた。死と時間の論理をすり替えて、その三時間後に迫った死を免れたのだ。しかし、そのために時空は乱れ湊子の時間軸は崩壊して、時のさまよい人。時かける少女になってしまった……目覚めると、今度は西暦2369年であった。  
 

 

 目覚めると古めかしい音声メールが飛び込んできた。

――お早うミナコ、あなたのバイトが決まりました。最終確認です。引き受けますか?――

「もちろん! 短期で程よいバイトなんて、そうないから」

――それでは、58分後に迎えにいきます。経費は直ぐに振り込まれます。身軽な服装で待っていて――

 ミナコは、パジャマのまま浴室に向かった。

「お早う、お母さん」 「お早う、今朝は早いのね」 「うん、バイトの音声メールで目が覚めた。いや、目が覚めたらかな……」 「バイト、どのくらい?」 「一晩、明日の昼には帰ってくる」 「怪しげなバイトじゃないでしょうね?」 「ぜんぜん、ギャラ安いし……」
 

 あとの言葉は浴室の中で、母親には聞こえなかった。  

「有馬温泉、銀泉」

 そう呟くと、瞬間で浴槽は有馬温泉の銀泉で満たされた。

「この春休みは、本物の温泉に入りたいなあ……」

 浴槽に入ると温泉の感触はした。でも、これはバーチャルで、本物の湯ではない。今世紀の初めに開発されたバーチャルウォーターで、五感に働きお湯と感じさせる。指定をすればレーザー滅菌もやってくれ、昔のように、髪や体を洗う必要がない。

「シャンプー、リンス、オート」

『朝寝坊ですか?』

 バスが余計な事を言う。ミナコはバスを寡黙に設定しているのだが、その寡黙なバスが声を出すのだから、ミナコには、かなり珍しい。いつもはバーチャルで時間を掛けてシャンプーをする。

「バイトが決まったの、あと42分で迎えが来るの」

『なるほど』

 寡黙設定のバスは、それ以上余計なことは言わなかった。
 

 地球の水の使用は300年前の1/5ほどに減っている。

 火星の地球化が大幅に遅れている。特に、大気の完成が遅れ、いまだに満足に雨も降らない。だから人間の飲料水、作物や家畜に必要な本物の水は地球から輸出している。

 もう火星の人口は30億になろうとしている。反重力エンジンのタンカーが毎日莫大な量の水を送っている。だから地球は生活用水の大半をバーチャルウォーターに頼らざるをえない。本当は水の感触なんかなくとも、体も食器も洗えるし、学校のプ-ルだって、重力コントロールで、水無しで泳ぐこともできるが、人間は感覚の動物なので、あえてバーチャルウォーターにしている。
 

 オートにしたので、髪を乾かすという女性ならではの楽しみもないが、まあ、バイトのためだ、仕方がない。

 創業400年を超える永谷園のお茶漬けに野沢菜を載っけて流し込み、レーザー歯磨きに2秒、トイレに5分、スエットジーンズに、ブラ付きのキャミ、その上にルーズブラウスを着て出来上がり。メイクは迎えの車……と、思ったら、きっちり迎えの車が来た。
 

「お早う、乗って」  犬が喋った。

「わりと可愛いじゃん。膝に乗っかってもいい?」

「だめ、ポチは助手席。どうぞ、後ろに乗って。あたしコスモス。ボスのアシスタント、よろしくね」

 あの音声メールの声だ。350年以上前のアイドルの声に似ている。

「ドッグロイドですか?」

「ええ、ボスが好みで。ちょっとニクソイ設定になってますけど、意識的じゃなくて育て方の問題なんで、ごめんなさい。あ、あたしはガイノイド(女性型アンドロイド)いずれ分かることだから」

「そうなんですか。わたし林ミナコです。ミナコはカタカナ。この4月から大学なんで、それまで小遣い稼ぎしようと思って。あ、メイクしていいですか?」

「ええ、どうぞ……いい人ねミナコちゃん。履歴データでわかってることなのに」

「喋ることで、差別意識をごまかしてんだ」

「これ、ポチ。彼女の優しさよ。ポチもあたしも言わなきゃ本物と区別がつかない。びっくりして当たり前。あたしたちの方が違法なんだから」

「いえ、そんな……」
 

 コスモスとポチの頭にロイドリングが回り始めた。自分のせいかと思ったら、交差点を曲がったところにお巡りさんが立っていた。ロイドがロイドリング無しで戸外に出るのは違法である。

――でも、どうして、お巡りさんが居るって分かったんだろう――

 かすかな疑問を持ったが、直ぐにメイクに集中した。反重力車とはいえ揺れる車の中でメイクするのは集中力がいる。
 

 気が付いたらポチがルーズブラウスの下から潜り込み、大きく開いた襟元から顔を出していた。

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