つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

今週の佐橋美術店 2

2024年09月11日 | 佐橋美術店の展示・展覧会















先週までの織田の2点を下ろして、新しく3点を飾らせていただきました。

織田の自由さは、なんだかとても救いになります。

本当の意味で織田作品の良さがわかってきたように思います。











せめても一点でもお軸を!と思い、小杉放庵の小品を出しました。
ここなら、直接冷房の風を浴びることはありません。

「奥昇仙峡」は佐橋の大好きだった作品です。
どこかの谷間で、この放庵のように帽子を被り、佐橋が座っているような気もします。いや、寝っ転がっていそうですねぇ。







舟越保武のローラさんは、いつの間にか当店の看板娘さんになりました。
いつもとても美人さんですけれど、毎回お顔つきが変わります。今日はとても目尻が下がって優しそうに見えました。


ブロンズという金属を前に、人は全く無抵抗であるようでいながら、こうして長く毎日毎日一緒に暮らしていると、体温というか温かみを感じる存在になってくるのが不思議です。

1歳半の孫のきいのは、はじめはこのローラさんのお顔をこわごわ触っていましたが、今は躊躇なく、それでもゆっくり丁寧にローラさんのお鼻の線を指でたどります。鼻筋の美しさが舟越の作品の美しさなのだと気づかされます。
私はきいのを抱っこしてその様子を見守りながら、「きいのがローラさんのような綺麗な女性になりますように」と心の中で祈ります。



◇ ~30万円  
☆ ~50万円 
☆彡 ~100万円  
☐ ~200万円  
⨝ ~300万円
⁜ ~500万円 
⫸500万以上  
⏺️ 要お問い合わせ


織田廣喜 
3号 「競馬」 ◇  






織田廣喜
3号 「婦人像」 ◇



織田廣喜
SM 「婦人像」 ◇




小杉放庵 軸 「奥昇仙峡」 紙本・墨 共箱  32×27㎝ ◇





舟越保武 ブロンズ LOLA’74  H39㎝ 1974年製 
     台座付 図録掲載 ▢





つづく
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今週の佐橋美術店 1

2024年09月11日 | 佐橋美術店の展示・展覧会
予定では今週あたりからお軸を沢山飾らせていただこうと思っていたのですが、なんといっても残暑厳しく、冷房の風が直接当たってしまうので、仕方なく額の作品を多く出しました。

いよいよ佐橋と集めた作品も少なくなってきたと思っていましたが、私の考えは甘く、まだまだ色々あり〜とりあえず順番に飾らせていただてみようと思っています。





ショーウィンドウには先日ご紹介させていただきました堂本印象の秋色を飾りました。

やはりこの場所の作品を替えると、前をお通りの方達の反応も変わります。私より少し年長の方々が立ち止まってくださっているように思います。







小窓の上は森芳雄のりんご🍎を2題。

その裏側、つまりギャラリー内の小窓の上にも森芳雄の小品を飾りました。




 

森芳雄展は、真夏に開かせていただきましたが、秋から冬にかけての方がよりどっしりと魅力的に感じられたかな?と9月に入って感じています。





 




エントランスには香月泰男の「トレド」を飾りました。

森芳雄の大作と響き合って思っていたより良い感じです。





佐藤忠良 ブロンズ 腕を組む裸婦 ☆彡



香月康男 8M キャンバス・油彩 「トレド」 香月鑑定会 ▢




◇ ~30万円  
☆ ~50万円 
☆彡 ~100万円  
☐ ~200万円  

つづく

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