先週までの織田の2点を下ろして、新しく3点を飾らせていただきました。
織田の自由さは、なんだかとても救いになります。
本当の意味で織田作品の良さがわかってきたように思います。
せめても一点でもお軸を!と思い、小杉放庵の小品を出しました。
ここなら、直接冷房の風を浴びることはありません。
「奥昇仙峡」は佐橋の大好きだった作品です。
どこかの谷間で、この放庵のように帽子を被り、佐橋が座っているような気もします。いや、寝っ転がっていそうですねぇ。
舟越保武のローラさんは、いつの間にか当店の看板娘さんになりました。
いつもとても美人さんですけれど、毎回お顔つきが変わります。今日はとても目尻が下がって優しそうに見えました。
ブロンズという金属を前に、人は全く無抵抗であるようでいながら、こうして長く毎日毎日一緒に暮らしていると、体温というか温かみを感じる存在になってくるのが不思議です。
1歳半の孫のきいのは、はじめはこのローラさんのお顔をこわごわ触っていましたが、今は躊躇なく、それでもゆっくり丁寧にローラさんのお鼻の線を指でたどります。鼻筋の美しさが舟越の作品の美しさなのだと気づかされます。
私はきいのを抱っこしてその様子を見守りながら、「きいのがローラさんのような綺麗な女性になりますように」と心の中で祈ります。
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織田廣喜
3号 「競馬」 ◇
織田廣喜
3号 「婦人像」 ◇
織田廣喜
SM 「婦人像」 ◇
小杉放庵 軸 「奥昇仙峡」 紙本・墨 共箱 32×27㎝ ◇
舟越保武 ブロンズ LOLA’74 H39㎝ 1974年製
台座付 図録掲載 ▢
つづく