問題意識の高いビジネスマンを目指す！

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【贈る言葉】

問題を見つけ、問題を作り出せ。問題がなくなったとき組織は死滅する。

　　　　　　　　　～土光敏夫～

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【本文】

■問題意識の高いビジネスマンを目指す！■

トップや上司に報告を求められて「特に問題ありません」と答えるビジネスマンは多い。

上司にとって耳障りなことを報告して叱られるのがいやだと言う心理が働くからだろう。

そうこうしているうちに、問題が大きくなり、やがて発覚する。

打つ手が遅れてしまい、大事に至ってしまう例は多い。

まず、足元に転げている問題に確実に気付けるように問題意識を高めてほしい。

次に、何かの陰になり、見えにくくなっている問題を発見できるようにワンランク上の問題意識を持つように鍛えてほしい。

さらには、地中に埋もれている問題を発掘できるように最高ランクの問題意識にレベルアップしてほしい。

土光敏夫翁は「問題がなくなったとき組織は死滅する」と説いている。

問題意識のないビジネスマンは、組織の中では生きていけないことも事実だ。

問題解決の前に、問題意識の醸成が大切だということを認識すべきだ。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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経営者は不祥事のＤＮＡを断ち切って欲しい！

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【贈る言葉】

不祥事は制度に欠陥があるから起きるというのが米国的な考え方です。しかし、不祥事は敬天愛人の思想、つまり天に恥じない経営をしていくという心構えを持ち、リーダーが己の欲を捨てることによって防げる。私はそう考えます。

　　　　　　　　　～稲盛和夫～

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【本文】

■経営者は不祥事のＤＮＡを断ち切って欲しい！■

日航の会長を引き受けた京セラの稲盛名誉会長は「敬天愛人」という言葉を信条にして京セラをメジャー企業に育ててきた。

天に恥じない経営の意味が強く込められている。

「敬天愛人」は西郷隆盛の思想であり、鹿児島出身の稲盛氏は多分に西郷隆盛の思想の影響を受けておられる。

意思決定のよりどころは「人間として正しいことが経営においても正しい」という考えに立脚している。

巨額の損失隠しで世間を欺き、逮捕されたオリンパスの経営陣は人間として正しくないことを繰り返してきた。

大王製紙の前会長は子会社から巨額の金を引き出して大半をカジノにつぎ込んできた。

世間には情けない経営者はまだまだいることだろう。

不祥事企業に根付いている「悪いＤＮＡ」を断ち切る勇気を持って欲しいと願う。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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