2017年8月1日(火) 礼文 曇、稚内 晴
== 礼文島を観光後フェリーで稚内へ ==
礼文島の南西端に近い、香深港そばのホテル礼文で5時50分に起床した。今朝は曇天
で、香深港の向こうに見えるはずの利尻山は低い雲に隠されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/fd/6031d9a6b54610c3c83cec7a873e86c4.jpg)
6時45分からホテル1階の食堂、礼文館で食事をする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ed/851d8bb9df491b6a893f47d497eab072.jpg)
出発予定の8時より皆さん早く集まり、バスは7時54分にホテルを出発した。ドライ
バーは小林さん、ガイドはキノさんで、午前中は礼文島の残りの観光地、お花畑の桃岩展
望台と、西岸の元地(もとち)海岸を巡る予定である。
島の南部東岸沿いの海岸線をほんの少しで左折して、島の南端近くの細い部分の中央部
にある高みに上がり、8時04分頃バスを下りた。
ここから約2時間、距離約2㎞、標高差約100mほどを上がり下りして、礼文島人気
のお花畑である桃岩展望台まで、フラワーガイドの説明を聞きながら往復することになる。
23名の参加者は2組に分かれ、担当ガイドは男性の木村シンヤさんと女性のあいもと
さんの2人、私たちは男性ガイドの木村さんに従い後発組となる。
事前に添乗員の辻本さんからもらってあった「花はな本」を手に、イヤホンガイドを耳
にして説明を聞きながら上がって行く。「花はな本」は、礼文島・利尻島に咲く花の写真
が190点近く掲載されていて、季節ごとに分けてある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/8f/cb5a228af92fbe432ea85e129ed3f9ac.jpg)
遊歩道に入ると「桃岩登山口」の大きな説明板があり、コース概要の説明と地図、花の
写真などが掲示されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/03/218aa8dce137184494b02677e45fa2a1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/63/4f6633e10f9da7261ae9572d10592f76.jpg)
少し進むとエゾカワラナデシコ↑が咲き、この花はこの先でもたくさん見た。最初に注
意されたのは、足下にはクサウルシ↓が多いので、触れてかぶれないようにとのこと。本
州で見るウルシの木とは違うので、見落としてしまいそう。
エゾノシシウドも多く、上の方まであちこちに咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/b7/fa3a7615398f88254c10bad8afb5ebfb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/6f/55864cd67fcc6c5880585faa30b8afe7.jpg)
ほかにオオイタドリ↑、シオガマギク、エゾゴマナ、イブキトラノオ、ミソガワソウ、
オニシモツケなど次々に咲き競う花が目に入る。
シオガマギク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ce/f9de2b14d02e008570d566506da642ec.jpg)
エゾゴマナ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/40/9252ed035e72decd44933de88eedc1fc.jpg)
イブキトラノオ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/8d/5645fdda2b33a5e404f73dd1a566ede5.jpg)
ミソガワソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/2c/e2eb5898c7cb7cfe7e44dcbb1ae7c619.jpg)
オニシモツケ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/e7/9dc6eb5a79b8fcee4ad425ce1b0b9d46.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/41/05fcfd778e5b57d0051dd279de550058.jpg)
高度が上がりお花畑の向こうに海が見えてきたが、ガスもかかって近くの山もしっとり
している。でも、晴れるとこの時期では暑いし、花の彩りも曇天の方がよいという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/db/4237de111e0392094eb44d1491b586ab.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/66/f72730c8bb3e9f243e95daeae467c948.jpg)
さらに進むと、駐車している私たちのバスが見下ろせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/0c/227f922b1efa10e13a71c86148a6d905.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e1/874125528dd90335c8e5185becf1e834.jpg)
アカツメクサ↑があちこちに咲き、オトギリソウやチシマゲンゲ、チシマアザミも花を
見せ、ヤマハハコももうすぐ咲きそう。
オトギリソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/64/0e0664b232254fec73afff51bebdc655.jpg)
チシマゲンゲ
チシマアザミ
ヤマハハコ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/74/fb4b682ea9137ac7fa1e3480d48b2e18.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/15/14497c091265a18d56373c901c816bcc.jpg)
オオサカモチ↑、コガネギク、アキカラマツ、トウゲブキも花を見せ、1輪ながらレブ
ンウスユキソウも咲き、清楚なエゾウメバチソウもある。
コガネギク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/a8/d63f4fefe8b05577f715113f40507500.jpg)
アキカラマツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/7b/6f6aba02041e5d5027f276a6bb3b606a.jpg)
トウゲブキ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/be/ad5210af5d6783682789116d3f68a707.jpg)
レブンウスユキソウ
エゾウメバチソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/1a/01b004e9ff2e719d903bce374e855bfa.jpg)
エゾノコギリソウ、小さいがたくさんのダイモンジソウなどを見ながら進んで、車道の
終点となる桃岩展望台近くまで上がった。
ダイモンジソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/25/a9b95ee4f7b0c581a146e7f79a5ad484.jpg)
「
ここにも「桃岩展望台コース(桃岩口)」の大きな説明板があり、周辺に咲く花や周辺
へのトレッキングコースの紹介、桃岩のこと、代表的な花の写真などが掲示され、近くに
トイレも設けられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/f0/1ab4626f60270498a3a2edb28a104b69.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/9b/b8a5313ebda0243223ce4fd50387eb9f.jpg)
さらに遊歩道を少しで桃岩展望台、周辺にはエゾノヨロイグサやエゾノシシウド、エゾ
ニュウなどが多く、ガスに霞む緩やかな斜面に咲き競っていた。
エゾニュウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/b2/71772818cf49041dce6b070eb5bbc032.jpg)
間近に桃岩が眺められるが、ガスが濃くて上半分ははっきりしない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e6/a4a1c0826a7eeb7a3c999b00ef11a77a.jpg)
桃岩は、礼文島の地層では比較的新しい時代のもので、地下のマグマが地表部を押し上
げ冷やされながら球状の巨大な岩塊に成長したものとか。
展望台には、この場所に来られたときのことを詠(よ)まれた高松宮妃殿下の歌碑があ
った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/bb/40734fe7d7d7f3812d6683fa5b69e970.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/9e/0cedfaec0a843a649359079e1278ffd1.jpg)
傍らにレブンソウの群落↑が花を競い、周辺にはミソガワソウやエゾノコギリソウ、ト
ウゲブキなども花を見せていた。
ミソガワソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b6/4bf42ea056e36af35d709994b1c9bb3b.jpg)
エゾノコギリソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/e8/eb3b4611d9fe71704974e0d155ab0e46.jpg)
トウゲブキ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/f0/cfb475391e4a778cca0efdb5fe7feb0a.jpg)
花を見ながら往路もゆっくりを下って行くと、次第にガスが晴れて下の香深港周辺が望
まれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/19/92612def03495859ddb3c6da3f0ed603.jpg)
下りは、ショートカットで上がった遊歩道には入らずに車道をぐるりと戻る。桃岩近く
に回り込むと、香深港とは反対の西岸の展望も得られるようになり、切り立つ断崖も見下
ろせ車道のないのもうなづける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/e9/825383617e0bb6394abda0bf73128751.jpg)
こちらの車道沿いにはマツヨイセンノウ↑、ヨツバヒヨドリ、シオガマギク、チシマフ
ウロなどが見られた。
ヨツバヒヨドリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/38/1df2f6d9074ca2d67d6e2fccbdfa374d.jpg)
シオガマギク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/48/2020005c7822e0ba0503f4ea7e3d66ad.jpg)
チシマフウロ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/48/56494fa1eed6e2001ac910d03bc534ce.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/0a/81367023db12a1ee72bf4a73fc4ccceb.jpg)
バスのところまで戻り、10時33分に出発した。東岸まで下って昨年開通したという
新桃岩トンネルを抜けて、礼文島の南端に近い西岸の元地地区に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/1b/0aa61e881fbe18b491fc65b0ee5081a7.jpg)
桃岩展望台の西側に出て、反対側からの桃岩↑や切り立つ海岸にある猫岩↓などを車中か
ら眺めて少し戻る。 猫 岩
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/0a/65f74be3ae50d2a2fb811612b12a62d4.jpg)
島の西岸南側でただひとの小集落、元地海岸に開けた元地集落には10時55分頃着い
た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d9/95a94ee712813a3bc2101d72c8bd2cd3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/44/c92386b9ff29a2d185c2fb5903fc8560.jpg)
集落の北側には地蔵岩と呼ぶ鋭い岩が立っている。海から見ると手を合わせたお地蔵さ
んのように見え、以前はそばに行けたようだが現在は立ち入り禁止で、少し離れた手前か
ら眺めた。高さは約50mあるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ef/7ec1d9b959bb28104a45496cdeb13792.jpg)
近くにはカセンソウ↑とハマベンケイ↓が咲いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f3/82b1550e73f0f43128cbfb0bceee8459.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/16/978f945a0a8ff17df1485fed40b452cb.jpg)
浜辺には利尻昆布がたくさん干してあり、バスを下りたところの浜辺は「メノウ浜」と
呼ばれ、メノウ石を拾うことができるとのこと。少しの時間探したが誰も見つけられなか
ったようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b3/71c8dac7c72581877430c1a9a0e0130c.jpg)
近くの砂浜にはたくさんのカモメが休んでいた。11時10分に元地海岸を後にする。
これで礼文島の観光を終え、バスは10分ほどで香深のフェリーターミナルに着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/9c/b463b9c8ab73a43e70c4980769dbbc06.jpg)
今日の昼食はターミナル2階にあるすし処「武ちゃん寿司」で、ほっけのちゃんちゃん
焼をいただく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a4/345ea777288ed8e1e5c3e9516d223668.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/8e/53b4eada66781b3ca05aed1dbcf21762.jpg)
昼食後はターミナルの待合室でフェリーを待ち、香深港12時25分発稚内行きフェリ
ーに乗る。(続く)
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== 礼文島を観光後フェリーで稚内へ ==
礼文島の南西端に近い、香深港そばのホテル礼文で5時50分に起床した。今朝は曇天
で、香深港の向こうに見えるはずの利尻山は低い雲に隠されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/fd/6031d9a6b54610c3c83cec7a873e86c4.jpg)
6時45分からホテル1階の食堂、礼文館で食事をする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ed/851d8bb9df491b6a893f47d497eab072.jpg)
出発予定の8時より皆さん早く集まり、バスは7時54分にホテルを出発した。ドライ
バーは小林さん、ガイドはキノさんで、午前中は礼文島の残りの観光地、お花畑の桃岩展
望台と、西岸の元地(もとち)海岸を巡る予定である。
島の南部東岸沿いの海岸線をほんの少しで左折して、島の南端近くの細い部分の中央部
にある高みに上がり、8時04分頃バスを下りた。
ここから約2時間、距離約2㎞、標高差約100mほどを上がり下りして、礼文島人気
のお花畑である桃岩展望台まで、フラワーガイドの説明を聞きながら往復することになる。
23名の参加者は2組に分かれ、担当ガイドは男性の木村シンヤさんと女性のあいもと
さんの2人、私たちは男性ガイドの木村さんに従い後発組となる。
事前に添乗員の辻本さんからもらってあった「花はな本」を手に、イヤホンガイドを耳
にして説明を聞きながら上がって行く。「花はな本」は、礼文島・利尻島に咲く花の写真
が190点近く掲載されていて、季節ごとに分けてある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/8f/cb5a228af92fbe432ea85e129ed3f9ac.jpg)
遊歩道に入ると「桃岩登山口」の大きな説明板があり、コース概要の説明と地図、花の
写真などが掲示されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/03/218aa8dce137184494b02677e45fa2a1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/63/4f6633e10f9da7261ae9572d10592f76.jpg)
少し進むとエゾカワラナデシコ↑が咲き、この花はこの先でもたくさん見た。最初に注
意されたのは、足下にはクサウルシ↓が多いので、触れてかぶれないようにとのこと。本
州で見るウルシの木とは違うので、見落としてしまいそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/49/face9db2725589572eadb365f75ff982.jpg)
エゾノシシウドも多く、上の方まであちこちに咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/b7/fa3a7615398f88254c10bad8afb5ebfb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/6f/55864cd67fcc6c5880585faa30b8afe7.jpg)
ほかにオオイタドリ↑、シオガマギク、エゾゴマナ、イブキトラノオ、ミソガワソウ、
オニシモツケなど次々に咲き競う花が目に入る。
シオガマギク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ce/f9de2b14d02e008570d566506da642ec.jpg)
エゾゴマナ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/40/9252ed035e72decd44933de88eedc1fc.jpg)
イブキトラノオ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/8d/5645fdda2b33a5e404f73dd1a566ede5.jpg)
ミソガワソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/2c/e2eb5898c7cb7cfe7e44dcbb1ae7c619.jpg)
オニシモツケ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/e7/9dc6eb5a79b8fcee4ad425ce1b0b9d46.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/41/05fcfd778e5b57d0051dd279de550058.jpg)
高度が上がりお花畑の向こうに海が見えてきたが、ガスもかかって近くの山もしっとり
している。でも、晴れるとこの時期では暑いし、花の彩りも曇天の方がよいという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/db/4237de111e0392094eb44d1491b586ab.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/66/f72730c8bb3e9f243e95daeae467c948.jpg)
さらに進むと、駐車している私たちのバスが見下ろせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/0c/227f922b1efa10e13a71c86148a6d905.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e1/874125528dd90335c8e5185becf1e834.jpg)
アカツメクサ↑があちこちに咲き、オトギリソウやチシマゲンゲ、チシマアザミも花を
見せ、ヤマハハコももうすぐ咲きそう。
オトギリソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/64/0e0664b232254fec73afff51bebdc655.jpg)
チシマゲンゲ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ac/45b783881e47481c0ad29b3c2cc60014.jpg)
チシマアザミ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/98/b88fb3c254a71b15113393bf000b1a07.jpg)
ヤマハハコ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/74/fb4b682ea9137ac7fa1e3480d48b2e18.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/15/14497c091265a18d56373c901c816bcc.jpg)
オオサカモチ↑、コガネギク、アキカラマツ、トウゲブキも花を見せ、1輪ながらレブ
ンウスユキソウも咲き、清楚なエゾウメバチソウもある。
コガネギク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/a8/d63f4fefe8b05577f715113f40507500.jpg)
アキカラマツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/7b/6f6aba02041e5d5027f276a6bb3b606a.jpg)
トウゲブキ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/be/ad5210af5d6783682789116d3f68a707.jpg)
レブンウスユキソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/c7/20c4a93a212cbc4c5183921ae72f5943.jpg)
エゾウメバチソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/1a/01b004e9ff2e719d903bce374e855bfa.jpg)
エゾノコギリソウ、小さいがたくさんのダイモンジソウなどを見ながら進んで、車道の
終点となる桃岩展望台近くまで上がった。
ダイモンジソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/25/a9b95ee4f7b0c581a146e7f79a5ad484.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/52/7cd90fa2badca0dde7d60819257507e0.jpg)
ここにも「桃岩展望台コース(桃岩口)」の大きな説明板があり、周辺に咲く花や周辺
へのトレッキングコースの紹介、桃岩のこと、代表的な花の写真などが掲示され、近くに
トイレも設けられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/f0/1ab4626f60270498a3a2edb28a104b69.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/9b/b8a5313ebda0243223ce4fd50387eb9f.jpg)
さらに遊歩道を少しで桃岩展望台、周辺にはエゾノヨロイグサやエゾノシシウド、エゾ
ニュウなどが多く、ガスに霞む緩やかな斜面に咲き競っていた。
エゾニュウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/b2/71772818cf49041dce6b070eb5bbc032.jpg)
間近に桃岩が眺められるが、ガスが濃くて上半分ははっきりしない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e6/a4a1c0826a7eeb7a3c999b00ef11a77a.jpg)
桃岩は、礼文島の地層では比較的新しい時代のもので、地下のマグマが地表部を押し上
げ冷やされながら球状の巨大な岩塊に成長したものとか。
展望台には、この場所に来られたときのことを詠(よ)まれた高松宮妃殿下の歌碑があ
った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/bb/40734fe7d7d7f3812d6683fa5b69e970.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/9e/0cedfaec0a843a649359079e1278ffd1.jpg)
傍らにレブンソウの群落↑が花を競い、周辺にはミソガワソウやエゾノコギリソウ、ト
ウゲブキなども花を見せていた。
ミソガワソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b6/4bf42ea056e36af35d709994b1c9bb3b.jpg)
エゾノコギリソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/e8/eb3b4611d9fe71704974e0d155ab0e46.jpg)
トウゲブキ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/f0/cfb475391e4a778cca0efdb5fe7feb0a.jpg)
花を見ながら往路もゆっくりを下って行くと、次第にガスが晴れて下の香深港周辺が望
まれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/19/92612def03495859ddb3c6da3f0ed603.jpg)
下りは、ショートカットで上がった遊歩道には入らずに車道をぐるりと戻る。桃岩近く
に回り込むと、香深港とは反対の西岸の展望も得られるようになり、切り立つ断崖も見下
ろせ車道のないのもうなづける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/e9/825383617e0bb6394abda0bf73128751.jpg)
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こちらの車道沿いにはマツヨイセンノウ↑、ヨツバヒヨドリ、シオガマギク、チシマフ
ウロなどが見られた。
ヨツバヒヨドリ
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シオガマギク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/48/2020005c7822e0ba0503f4ea7e3d66ad.jpg)
チシマフウロ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/48/56494fa1eed6e2001ac910d03bc534ce.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/0a/81367023db12a1ee72bf4a73fc4ccceb.jpg)
バスのところまで戻り、10時33分に出発した。東岸まで下って昨年開通したという
新桃岩トンネルを抜けて、礼文島の南端に近い西岸の元地地区に向かう。
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桃岩展望台の西側に出て、反対側からの桃岩↑や切り立つ海岸にある猫岩↓などを車中か
ら眺めて少し戻る。 猫 岩
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/0a/65f74be3ae50d2a2fb811612b12a62d4.jpg)
島の西岸南側でただひとの小集落、元地海岸に開けた元地集落には10時55分頃着い
た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d9/95a94ee712813a3bc2101d72c8bd2cd3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/44/c92386b9ff29a2d185c2fb5903fc8560.jpg)
集落の北側には地蔵岩と呼ぶ鋭い岩が立っている。海から見ると手を合わせたお地蔵さ
んのように見え、以前はそばに行けたようだが現在は立ち入り禁止で、少し離れた手前か
ら眺めた。高さは約50mあるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ef/7ec1d9b959bb28104a45496cdeb13792.jpg)
近くにはカセンソウ↑とハマベンケイ↓が咲いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f3/82b1550e73f0f43128cbfb0bceee8459.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/16/978f945a0a8ff17df1485fed40b452cb.jpg)
浜辺には利尻昆布がたくさん干してあり、バスを下りたところの浜辺は「メノウ浜」と
呼ばれ、メノウ石を拾うことができるとのこと。少しの時間探したが誰も見つけられなか
ったようだ。
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近くの砂浜にはたくさんのカモメが休んでいた。11時10分に元地海岸を後にする。
これで礼文島の観光を終え、バスは10分ほどで香深のフェリーターミナルに着いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/9c/b463b9c8ab73a43e70c4980769dbbc06.jpg)
今日の昼食はターミナル2階にあるすし処「武ちゃん寿司」で、ほっけのちゃんちゃん
焼をいただく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a4/345ea777288ed8e1e5c3e9516d223668.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/8e/53b4eada66781b3ca05aed1dbcf21762.jpg)
昼食後はターミナルの待合室でフェリーを待ち、香深港12時25分発稚内行きフェリ
ーに乗る。(続く)
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