あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

イギリス8日間の旅⑥ ロンドン市内とウィンザー城へ

2017-08-09 21:27:43 | 英国旅行
 2017年7月1日(土) 曇後晴
 ロンドン市内とウィンザー城の観光

 ロンドン、ヒースロー空港そばのホテル、ルネッサンス ロンドン ヒースローで6時10
分に起床した。7時過ぎからホテルのレストランで朝食をして、8時14分にバスはホテ
ルを後にする。

 今日は、午前中にロンドン市街中心部の観光後、午後は自由行動で、希望者はオプショ
ナルツアーとして、英国王室の居城である郊外のウィンザー城の観光が計画されている。
     

 ロンドン西郊のヒースローから東に進んでロンドンの中心部に入り、やや北側にありロ
ンドンで最も美しい公園というリージェンツ・パーク(The Regent's Park)へ。

 公園の南側にあるクイーン・メアリーズ・ガーデンズ(Queen Mary's Gardens)のバラ
を見ることにして、9時10分頃にバスを下りた。

 リージェンツ・パークは王立公園で、総面積は約500エーカー(約2㎢)あり、公園
内には野外劇場や運河、スポーツ施設、学校なども設けられていて、バラ園のバラは約
400種類、3万本あるという。

     
 池の横を進んでゲートを入ると何色ものバラが見頃で、芝生地の間に色を競っている。

9時45分にゲート前に集合することにして、各々バラ園を巡って多彩な花の彩りを鑑賞
した。






     
 バラ園の横にはいろいろな花の咲く植え込みもあり、そちらにも回って眺める。
         







     


 バスは南東に向かい、大英博物館前で下車した。大英博物館は、世界人類の貴重な遺産
を数多く収集・展示しており、世界最大規模の博物館といわれている。

 たくさんのコレクションを見て回るには何日もかかるようだが、今日は10時05分か
ら約1時間だけしか時間がとれないので、見どころだけを観覧することになった。

     
 館内のガイドはイツコさん、イヤホンガイドで説明を聞きながら、ギリシア、アテネ、
アッシリア宮殿、エジプトのミイラ、イースター島関連の展示を中心に巡り、少しのフリ
ータイムもある。
          





          

     



     



        エジプトのミイラ
        

           イースター島のモアイ像
          


 11時10分に館内のライオン像付近に集合して、館を出てバスに乗る。
  

 中心街を南に進んでテムズ川(River Thames)沿いに出た。対岸に2000年のミレニ
アム記念に旧ロンドン市庁舎の前につくられたというロンドン・アイ(London Eye)が
望まれる。高さは135mあり世界最大級のよう。


 テムズ川の西側、ウェストミンスター橋近くでバスを下り、ウェストミンスター寺院
(Westminste Abbey)前に行く。
     
 ウェストミンスター寺院は、ウィリアム王から現在のエリザベス2世まで、ほとんどの
王の戴冠式が行われた場所とのこと。現在の建物は、エドワード王が1050年に建てた
ノルマン様式の修道院が原型で、その後13世紀にゴシック様式を取り入れて現在の姿に
建て替えられたという。




 背後には、イギリスの国会議事堂である時計塔のビッグ・ベン(Big Ben)とヴィクト
リア・タワーが望まれる。


 周辺は大変な観光客で迷子になりそう。イヤホンガイドを頼りに離れないように注意し
て12時ちょうどまで周辺の建物などを眺めた。



 
 再びバスに少し乗り、西側のバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)前で下りた。バッ
キンガム宮殿は、ヴィクトリア女王以来の歴代イギリス国王の宮殿で、いまのエリザベス
女王も週末にウィンザー城へ、夏にはスコットランドのパラモル城に行く以外はここに住
まれているという。



 もともとはバッキンガム公爵が建てた邸宅だが、1762年に当時の国王ジョージ3世
が購入し、現在の姿になったのは1912年らしい。部屋の数は650もあり、夏の間に
はその一部が公開されるよう。宮殿の前もたくさんの観光客で賑わい、そばの広場には幾
つかの彫刻があった。
     

         

     


 12時30分にバスに乗り、ウェストミンスター駅前↑から北へ向かい、ナショナルギャ
ラリー前↓を通過して、北側の通りにあるLulivoというレストランに13時頃に入り、13
時40分まで昼食をした。


 午後はフリータイムとなったが、自由にロンドン市内を回る3組6人以外の私たちを含
めた17人は、オプショナルツアーのウィンザー城観光に参加することにした。

 13時52分にバスは出発して高速道路M4号線を西へ、ヒースロー空港の北側を通過
してさらに進み、南に折れて間もなくの14時45分にウィンザー駅近くの駐車場で下車
した。


 ウィンザー駅の横を進んで賑やかなウィンザーの町並みを抜けて、台地上にあるウィン
ザー城(Windsor Castle)の南西側、ヘンリー8世門の前を緩やかに上がる。

 中央部南側にある入場門では空港並みの厳重なチェックを受け、日本語ガイドの案内で
城内に入った。

ウィンザー城は、イギリス王室の所有で約4万5千㎡の床面積を持ち、現存する城で人が
居住するものとしては最大という。城は11世紀にウィリアム1世により建てられた木造
の城が最初で、ヘンリー2世が木製の防壁を石造りにし、城の中心部である中央の塔も建
設された。

 1350年からエドワード3世により一部を残して取り壊されて再建され、その後も建
物の追加、改修が行われ、現在の形が完成したのは19世紀初めだという。(下のイメー
ジ図はウィンザー城の英文リーフレットから)


 ラウンドタワー(Round Tower)と呼ぶ中央の高い塔には、エリザベス女王が滞在中で
あることを示すエリザベス家の旗が上がっている。
     

 女王は週末にはほとんど、バッキンガム宮殿を出てウィンザー城で過ごされているよう
だ。


           
 門を入って緩やかに上がると、ジュビリー庭園と呼ぶ半円形の堀割にバラや草木の植え
込みが続き、その向こうに円筒形のラウンドタワーが近づく。


 
 ラウンドタワーの左手にあるノルマン門から建物内に入り、公開されているワーテルロ
ーの間、国王の客間、国王の正餐の間、王妃の公式会見の間、聖ジョージ・ホール、接待
の大広間など15を越える部屋を、20分近くで一巡して観覧した(建物内は撮影禁止)。

 城内のショップで、日本語の公式ガイドブックを求めた。オールカラーで72頁あり、
ウィンザー城の歴史、城内各部屋や展示物などの説明と写真が多数掲載されている。


 さらにガイドさんの説明を聞きながら門に向かい、門を出てフリータイムとなり16時
55分にウィンザー駅近くに集合することとなった。

 ヒースロー空港が近いので、ときどき上昇中の飛行機が望まれる。






 観光客で賑わうウィンザーのわずかな距離の町並みや、駅周辺を見て回る。駅構内には
古いSLが展示されていた。





 駅のホーム横を抜けてバスに戻り、17時過ぎにホテルに向けて出発した。


 テムズ川を渡って高速道M4号線に入る。夕方のラッシュ時となり途中一時渋滞したが
市内に戻り、ハイド・パーク↓やバッキンガム宮殿に接したグリーン・パーク横を通過する。


 中心街の広場、ピカデリーサーカス近くで自由行動の6人と合流して、18時50分に
The Bunch of Grapesというパブに入り夕食をした。

 19時50分を過ぎても、外はまだ明るい。

 19時52分にバスに乗って再び西へ、ヒースロー空港そばの連泊のホテル ルネッサン
ス ロンドン ヒースローには20時20分に戻った。          (歩数 8,100)




海外ランキング



にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする