あるきメデス

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「大仏師 松本明慶 仏像彫刻展」と川越八幡宮などへ(埼玉・川越)〈後半〉

2024-10-17 17:18:58 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2024年10月11日(金) 〈後半〉

 =川越八幡宮から小江戸蔵里へ=

 丸広川越店での「大仏師 松本明慶 仏像彫刻展」の観覧と西雲寺を経て、クレアモールを
南下し、みずほ銀行の横から一番町通りを東へ、次の十字路を右折して八幡通りに回る。

 川越八幡宮はすぐ先で、境内南西側に鳥居と来週末の10月19日(土)と20日(日)
開催の「川越まつり」に出ると思われる新富町二丁目の山車蔵(だしぐら)がある。


 改修工事で囲まれた鳥居の横を回り、西側参道を入る。


 参道両側には、この秋収穫された稲穂がたくさん奉納されていた。これが「初穂」とい
うのだろうか・・


     

          

 東側広場の東端には神楽殿があり、川越女子高書道部が年頭に奉納した大きな文字が。


 南側には、川越一中の美術・文化総合部が奉納の大絵馬も。


 川越八幡宮は、平安時代の長元3(1030)年に源頼信による創建という古社。祭神
は第15代応神天皇で、古来から安産・厄除の神様として崇められているよう。

 境内の、2本のイチョウが寄り添い1本に結ばれたご神木「縁結びの木」は、全国的に
有名だという。

     
     東向きの拝殿前にも幾つかの稲穂が奉納され、そのひとつを鳩がついばむ。
          


 拝殿前の手水鉢には、キクの花の花手水が。




 拝殿に参拝する。境内には七五三詣での家族連れが何組か見られた。


 拝殿前には何種かの絵馬が並んでいる。


     さらに、拝殿左手奥の幾つかの摂社などにも参拝することに。
     

          
     サイカチ(再会)の木。当社の祭神、応神天皇の母 神功皇后がサイカチの木
     を植えて、親しい人々との再会を祈念されたと伝えられているよう。     
     
     サイカチに向かって、好きな人との再会や良縁、まだ見ぬ人との出逢いを祈れ
     ば、きっと願いが叶うと信じられているとか。

 稲荷神社の祭神は、倉御魂神(うけのみたまのかみ)(保食神(うけもちのかみ))で、
衣・食・住の総てを守って下さる神様のよう。
     

     石積みの上には、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこ
     と)を祭神とする川越三峰神社が。
     
     川越八幡宮創建から千年の記念事業として令和2(2020)年に遷座されたという。

          西参道側にあるのは「ぐち聞きさま」。
          
          「ぐち聞きさま」は、一度に十人の訴えを聞き分けたといわれる聖
          徳太子のお姿という。

     その左手には菅原道真が祭神の菅原神社と目の神様が。
     
     菅原神社は学業成就・受験合格の守り神。

          
          目の神様の祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)と小彦名
          命(すくなひこなのみこと)という。
               

     
     八幡宮の拝殿横には、桃をかたどった祭神と厄除桃の若木がある。


 境内北側中央部には門構えのような建物があり、「榊原宮」の表札が。


 摂社のエリアの前には、民部稲荷神社があり、衣食住の総ての守り神であるとともに、
足腰の健康にもご神徳があるとされているという。


     
     その横に立つイチョウは、根本から男イチョウと女イチョウの2本に分かれて
     いて、安産・子宝を祈願する多くの人が人々が手を合わせる縁結びのご神木。
          

 境内を一巡し終えたので、西参道から川越八幡宮を後にした。


 参道に咲き残はアサガオのような花


  八幡通を少し北進、丸広百貨店より北側の交差点でクレアモールに戻ってさらに北へ。
     


 新富町一丁目に入り、新富町一丁目の山車蔵もある川越市の産業観光館「小江戸蔵里(こ
えどくらり)」に入る。
     

 小江戸蔵里のリーフレットから


 ここには4つの建物があり、道路側が明治中期建設の「おみやげ処」


 次は大正初期に建設の「まかない処」


     突き当たりは昭和6年建設の「ききざけ処」
     

 その奥にもう一つ、「つどい処」と呼ぶ展示蔵があったのを帰宅後にパンフレットを見て
知り、今回は入らず。以前も何回か来たが、入った記憶が無い。

 13時30分頃になっていたので、まずは「まかない処」で昼食をすることに。入口を
入ったところにある大きな壺
     


 中は仕切りのない広い空間で、小江戸川越が誇る地産地消の食をふんだんに用意してい
るよう。




 とろろ蕎麦を注文し、美味しくいただいた(1,150円)。
 

     
          店内にはつるし雛がいくつか下がる。
          

 食事を終えて14時頃、そばの「ききざけ蔵」へ。


 ここでは、日本酒の生産量が全国第4位の埼玉県内にある全蔵の日本酒が用意されてい
て、有料の試飲器などから飲み比べが出来、醤油や味噌など発酵食品を取りそろえた発酵
グルメコーナーもある。










     













 一巡したが、日本酒は普段愛飲していないので利き酒や購入は省いた。


     最後に道路側にあり一番大きな建物の「おみやげ蔵」へ。
     

 ここでは、小江戸川越ならではの菓子や食品、民芸品などを中心に、様々な土産品が販
売されている。







 館内には、修学旅行で川越を訪れたらしい女子高生が多かった。

     





 買いたいものはたくさんあったが、川越芋ペースト使用という「川越芋きんつば」(税
込1,188円)のみを求める。
     

 14時30分頃、「小江戸蔵里」を後にして、本川越駅に向かう。近くで目についた古
い商家


 周辺の店舗には、10月19日(土)・20日(日)に開催され、「ユネスコ無形文化
遺産」にも登録された「川越まつり」のポスターが。
     

 次の交差点際にも、古い商家が目に入る。

 
 クレイアモールを戻り、こちらの商店でお好みのかき餅久助を求めた。


 本川越駅に戻り、14時57分発 西武新宿行の上り電車に乗る。



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