OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary Business People

BOOK -巨像も踊るー

2005-02-19 15:49:30 | 本と雑誌

 ベストセラーにもなった有名な本ですが、遅ればせながら読みました。

 ガースナー氏に対してはいろいろな評判があるらしいのですが。この本で感じる限り、王道を進もうとしている素直な経営者という姿です。

 ガースナー氏が社長に就任した当時のIBMの社内事情は、苦笑してしまうほど私の勤めている会社と非常に似ています。
 唯一の違いは、社長がガースナー氏ではないということです。

 この本は、おそらくもう一度読み直すと思います。

巨象も踊る
山岡 洋一,高遠 裕子
日本経済新聞社


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間に合わなければ、努力は無意味 =「やらなかったと同じ」

2005-02-19 15:14:07 | ブログ
 仕事はフィクションの世界ではないので、必ず実社会の中で活きなくてはなりません。自己満足を追求するのであれば、自分が納得するまでとことんアウトプットを磨けばいいのですが、仕事でやっている以上、必ず「期限」があります。

 どんなきれいな資料でも、必要なときになければ全く「無意味」です。会議資料を準備していて会議が終わった後「できました」と言われてもどうしようもありません。お客様に持っている提案書は、それがどんなにお客様にとって自社にとってすばらしい画期的な企画であっても、プレゼンテーションの瞬間に間に合わなければ価値は「0」です。

 船が出てしまっては後の祭りなのです。間に合わなければ努力は無意味で「やらなかったと同じ」になってしまいます。これは自分自身としてもエネルギーの無駄遣いでむなしいものです。また、仕事の上では信頼を無くしマネジメント能力がないとの烙印を押されてしまいます。

 気にすべきことは簡単です。「締め切り」を意識することであり、そのための「スケジュール管理」をキチンと行うことです。

 スケジュール管理の基本は3つです。

  ア.仕事の期限(リミット)を明確に
    これは、指示するときも指示を受けるときも同じです。
    「期限」がファジーになる原因は、どちらかというと「指示
    する側」にあることが多いと思います。指示する側の義
    務として、「期限」の明示はもちろんなぜそこが期限なの
    かの理由も含めてきちんと説明することが大事です。

  イ.「期限」からの「逆線表」
    期限付きの指示を受けると、その期限から今現在にいた
    る時間をイメージしなくてはなりません。そして、いつま
    でに何をしなくてはならないのかを時間を遡って決めて
    いくのです。

  ウ.マイルストーンで進捗チェック
    実際の準備(スケジュール消化)にあたっては、必ず進
    捗が「期限の遵守」「内容の妥当性」の面で順調か見直
    す必要がないかを確認するチェックポイント(マイルスト
    ーン)を設定することが重要です。
    このマイルストーンのない準備は必ず失敗します。


コメント (1)
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