仕事を進めていく上では、当然「頭を使う」必要があります。その際の王道は筋道だった考え方を踏襲することです。ちょっと前の流行り言葉で言えば「ロジカル・シンキング」です。
このロジカル・シンキングを進める上で気をつけることは、(ロジカル・シンキングの基本的スキームを理解し活用することはもちろんですが、)そのスタートとなる「事実・現実」の理解・共通認識を十分に意識的に行うことです。
実際の仕事の中では、課題検討のスタートである「事実・現実」を疎かにして「思い込み」で議論を開始することが結構あります。「思い込み」は「×」です。「事実/現実の謙虚な理解」がスタートです。
たとえば、「現場業務」とはこういうもの(だと思っている)と現場に足を運ぶことなく規定したり、表層的な調査を元に自分で検証することなく思い込んだりすることはよくあります。
こういう状況では、そもそも課題の本質を見誤っていることになりますから、その後の検討のプロセスがいくらロジカルであってもその結論は「現場と遊離したもの」になってしまいます。
また、このスタートの「事実確認」をきちんとしておかないと検討メンバ内で、「同床異夢」が生じ、ロジカルに議論しようとしてもどうも議論が噛み合わないといった状況が生じてしまいます。(「同床異夢」については、また別の機会に書きます)
「こうあるべき」とか「こうあるはず」をベースに「現業(実業務)」を組み立ててはいけません。現場感覚を伴わないロジカル・シンキングほど厄介なものはありません。
このロジカル・シンキングを進める上で気をつけることは、(ロジカル・シンキングの基本的スキームを理解し活用することはもちろんですが、)そのスタートとなる「事実・現実」の理解・共通認識を十分に意識的に行うことです。
実際の仕事の中では、課題検討のスタートである「事実・現実」を疎かにして「思い込み」で議論を開始することが結構あります。「思い込み」は「×」です。「事実/現実の謙虚な理解」がスタートです。
たとえば、「現場業務」とはこういうもの(だと思っている)と現場に足を運ぶことなく規定したり、表層的な調査を元に自分で検証することなく思い込んだりすることはよくあります。
こういう状況では、そもそも課題の本質を見誤っていることになりますから、その後の検討のプロセスがいくらロジカルであってもその結論は「現場と遊離したもの」になってしまいます。
また、このスタートの「事実確認」をきちんとしておかないと検討メンバ内で、「同床異夢」が生じ、ロジカルに議論しようとしてもどうも議論が噛み合わないといった状況が生じてしまいます。(「同床異夢」については、また別の機会に書きます)
「こうあるべき」とか「こうあるはず」をベースに「現業(実業務)」を組み立ててはいけません。現場感覚を伴わないロジカル・シンキングほど厄介なものはありません。