北海道(旭川・美瑛)が舞台の映画ですから、 それだけでぐっと親近感が増します。
予想どおりのストーリーですが、これでいいのだと思います。
しかし、以前観た「阿弥陀堂だより」でもそうでしたが、 こういったテイストの作品での樋口可南子さんは本当に “はまり役” ですね、自然な演技が素晴らしいと思います。もう一人は、 柄本明さん、登場した瞬間に作品の密度がいきなり濃くなります。 こちらもお見事!
しかし、以前観た「阿弥陀堂だより」でもそうでしたが、
原作はアメリカ小説とのことですが、 上手に違和感なく北海道の風景に移植しましたね。 いい作品に仕上がりました。