1999年に制作されたアメリカ映画です。
1968年の作品「華麗なる賭け」のリメイクとのことですが、そのときの主演はスティーブ・マックイーン。主演者のキャラクタによって犯罪の種類を変えたようにも感じられますが、普通の順序でいえば、原作を踏まえて主役のキャスティングは決めるのでしょうから、さすがにそれはないですね。
ジャンルとしては “クライム・サスペンス” というより、ちょっとサスペンス的テイストを加えた “ロマンティック・コメディ” という感じです。
そのあたり、ピアース・ブロスナンはまさに “適役” 、さすがです。ラストも予定調和的で、気楽に楽しめる作品でした。
ちなみに映画の舞台となった「メトロポリタン美術館」には、ちょうど8年前の今頃訪れています。開放的ないい美術館でしたね、もう一度、ゆっくり館内を巡りたいものです。