今回の車は トヨタパッソ です。
トヨタパッソはご存知の通り、ダイハツブーンと同一車種となり、中身はほとんど同じです。この車の位置するところは、ヴィッツより小さなモデルということで、よりコンパクトを目指した車になるでしょう。実際にこの車を見た時に、確かにヴィッツより一回り小さく感じました。それでは軽自動車の大きさと、どのくらいの違いがあるか調べて見ました。ダイハツミラと比べて見たところ、全長が約20cm・幅が約15cm パッソが大きいです。僕が手を開いて親指から中指くらいの長さが約20cmです。参考としてヴィッツと比べてみた場合、パッソが全長が約10cmチョい短いです。
ではシートに座って見ることにしました。外観からして思った程狭くは無いです。ハンドルの奥にある、大きなスピードメーターが可愛いです。操作性を重視したシンプルなつくりは、結構好感を持ちます。最低限のスイッチ類ですが、決して安っぽくなく さすがトヨタ車と思わせてくれます。この車の一番の特徴は、ATのシフトレバーです。付いている場所が、ハンドルの左手の約10cm奥にあります。縦に握ってボタンを押す操作ですが、いきなり乗り込んで動かすと、少し違和感が有りましたが、慣れると全く問題ないです。
それでは走ってはどうでしょう。一言で言わせて頂くと「これはいい」 今回のパッソは水冷直列3気筒DOHC(1KR-FE)996ccエンジンです。このエンジンは走り出だしは、全くストレスを感じません。僕が抱いていたイメージを覆すような軽快な走りをしてくれました。ボディの軽さもありますが、意外にキビキビと走ります。エンジン音も静かで、普通に走っている分には、高回転まで上がっていないと思います(回転計なし) そこの所がこの車の燃費の良さを感じさせます。走り始め燃料系のレベルが、下位置で点滅していた為、2000円分(約14リッター)を給油して走りました。この時は約50kmほど走りましたが、給油時に半分になった燃料系のメモリが、まったく減っていませんでした。メーカー資料で21.5km/Lの燃費数値になっていますが、実際にはそこまで走らないにしても、今のガソリン高騰には大変貢献してくれます。
このパッソのシンプルなシートですが、意外にホールド感がありました。この車、走りがいい・燃費がいい・スタイルもいい と結構気に入りました。新車価格はヴィッツより少し安いくらいなので、もしかすると迷うことになるかも。