富士宮市の浅間大社を後にし、そろそろ甘い物が食べたい気分。そこでお隣にある富士市に寄り、地元でも有名なたい焼き屋に行ってみることにしました。
JR 富士駅から富士本町通りを北に1kmくらい行った左に、菓亭わかつきという和菓子屋さんがあります。僕が訪れた時には、店の前の駐車場にそれ程車が停まっていませんでした。お店の前に誘導員の方がいると言う事は、いつもは結構込み合っているのだと推測できます。
お店の看板に「一粒入魂」の朱色の文字が目立ちます。和菓子屋さんは小豆が命ですが、ここ菓亭わかつきの看板には意気込みが感じられます。なにか期待できますね。店の中に入ると、勿論メインは数々の和菓子。右側のスペースでは、焼きだんごとたい焼きを作っていました。来客者のほとんどは和菓子を買い求めているのに、僕の目的は右側のスペースです。早速たい焼きを買うことにしました。注文はたい焼きスペースで、お会計は和菓子のレジで。店員さんの丁寧な応対がいいですね。
紙袋に入れられたたい焼きを手渡していただき、菓亭わかつきを後にしました。紙袋にはたい焼きのスタンプが押されていて、なんとも手作り感が愛らしい。しばらくして紙袋を開けると、四角いたい焼き登場。そして経木に包んでいるところなど、老舗の和菓子屋さんの丁寧な仕事ぶりが感じられます。その形を見たと時、一見硬そうに思えましたが、手に持つと意外とやわらかくてビックリ。ふにゃふにゃのたい焼きの頭にかぶりつくと、あたりまえですが食感もやわらかい。でもそのやわらかさが違和感がなく、むしろ形もしっかりしたやわらかさが、逆に好感がもてます。それに加えて中の餡子が美味しい。餡子が程よく甘く、小豆こだわった和菓子屋さんだから出せる美味しさですね。
もしかして皮のやわらかさもこだわりですかね?薄皮のパリっと硬いたい焼きもあれば、皮がふわっとした昔ながらのたい焼きもあります。そう考えると、今回のたい焼きは、中間食感のたい焼きといえるかな?
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