たい焼きを探しに、埼玉県入間郡三芳町に来ました。この地名を聞いても、ピンの来ないと思います。実はここ、関越自動車道の三芳パーキングエリアです。SА(サービスエリア)やPА(パーキングエリア)も昔とだいぶ様変わりし、ただトイレ休憩だけに立ち寄る為の場所ではなくなりつつあります。今回僕が立ち寄ったPasaR(パサール)三芳も、PА(パーキングエリア)でありながらSA(サービスエリア)に負けないくらい充実した内容になっていました。
いままで関越道を何度も利用してきましたが、実は三芳PАに寄るのは初めてです。と言うのも三芳PАは練馬(東京)から関越道に乗り最初のPАで、休憩するにしても僕としては近すぎます。ただ今回は長野からの帰り道、一度も休憩を取っていなかった事もあり、ちょっと寄ってみようとエリア内に入りました。
時間は既に夜なっていて、PasaR(パサール)三芳のイルミネーションが目に飛び込んで来ました。「あれ!」予想もしていなかった光景に戸惑いつつ、この新鮮な感じに少しわくわくして来ました。緑色のイルミネーションに誘われるように建物の中に入ると、確かにスペースは広く無いものの、内容は凄く濃い感じを受けました。フードコートも充実していて、テイクアウトのお店もいっぱい。それに地元で収穫された野菜や名産を売っているコーナーもあり、これは立ち寄って正解と思いました。そして僕が一番ラッキーと思ったのが、なんとたい焼き屋さんが有った事です。ふと立ち寄っただけなのに、なんでしょうこの出会いは?
テイクアウトのお店が並ぶ一角に、みよし縁日堂というたい焼き屋さんがあります。見ると羽根付きのたい焼きのようで、既に焼かれてあるたい焼きがケースの中に並んでありました。みよし縁日堂さんでは、たい焼きの他にも焼きそばやたこ焼きも売っていて、お店の名前のとおりお祭りの縁日のような品揃えです。
たい焼きのメニューも沢山あり、小倉あん・カスタードクリームは勿論の事、季節物やオリジナルのたい焼きも有りました。その中で気になったのが、カレ玉たい焼きです。一瞬???でしたが、すぐにカレーと玉子なんだと納得。でも味は納得できていないので、これを買ってみる事にしました。ともう一つは、やはり定番の小倉あんですね。こちらも一緒に買いました。
まず最初にカレ玉たい焼きから食べてみました。パリッとした羽根を食べた後に、たい焼き本体をガブリ。すると口の中にカレー味がジワーと広がりました。そして食感は目玉焼き・・・・?カレーより目玉焼きの比率が多く食べ応えがあり、とてもおいしいです。ただもう少し味にインパクトが欲しいかな・・・。僕の感想だと、もう少しカレーが辛くてもいいように思えましたが、これは大人の意見になってしまうのかも?でもこのボリューム感はいいですね。
次に小倉あんをいただきました。辛い物を食べた後なので、味覚は甘い物を欲しがってます。一口食べてみると、がツンと来る甘さではなく、しっとりとした和菓子のような甘さが口の中に広がりました。なんかこの甘さ、いいですね。あんこがたっぷり入っている割りに甘ったるくなく、食べやすい甘さというか、パーキングエリアという空間でこんなおいしいあんこが食べられるなんてちょっと贅沢な味わいです。
今回2種類のたい焼きを食べましたが、まだ気になる味のたい焼きも有りました。関越道を走って来て、都内に入る前の休憩が楽しみになりました。
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