たい焼きを探しに、石川県金沢市に来ました。10月も後半になります。あと1ヶ月すると、北陸地方は冬の景色に変わる事でしょう。僕が金沢に来るのは久しぶり。でも北陸新幹線が開業して何度も来ているので、そう考えると来訪回数は多いかも?
今回は金沢市内のたい焼き屋さんです。ただ金沢駅から4~5キロ弱あるので、バスを利用するのがいいかも?ちなみに兼六園からだと、2キロくらいです。徒歩で25分~30分でしょうか?と言っている僕は、車で行きました。駐車場はお店のすぐ近くに1台だけ停められますが、タイミングが良ければ大丈夫かな?ただお店がバス通りから一本奥に入った通りなので、ちょっとわかりにくいかも?目印は、お店のおもてにある「焼」の暖簾?です。
今回のたい焼き屋は中尾さん。一見たい焼き屋かな~と思わせる外観。僕はなんの躊躇なく入りましたが、雑貨屋さんのようなたたずまいです。
中尾さんでは、たい焼きの他にたこ焼きも売ってます。勿論僕はたい焼きを注文しますが、さて何にしましょう。最初つぶあんにしようと思って注文しかかったのですが、とっさに宇治金時を注文。中尾さんのたい焼きはどれも同じ値段で、折角なら食べ応えのある物をと思いました?食べ応えというか、抹茶とつぶあんの2つの味が楽しめるお得感ですね。
注文してからお店のお姉さんが、連式のたい焼きの型に生地を流し込みました。平日の為、お客は僕一人。そして一匹だけの注文に、快く焼いてくれてます。焼いている間、お店の中をながめていると、真っ先に目に入ったのが、壁の高い位置に置かれた大きなスピーカー!そして壁には、ご主人の趣味らしき飾り物?たい焼き屋さんにしては、ちょっと不思議でおもしろい空間。焼き上がるまでの時間を、楽しませてくれます。
時間にして10分くらいでしょうか?お姉さんが焼け具合を見ながら、たい焼きの最終微調整。最初に大胆に流し込んだ生地が羽根となり、全体が大きなたい焼きの出来上がり。それを紙袋に入れていただき、歩きながら食べる事にしました。というのも、車を停めている場所が結構離れている為です。
中尾さんのたい焼き。まずは頭付近の大きな羽根の部分から食べてみると、パリパリとした心地よい食感と香ばしさ。おまけ部分とはいえ、ここの部分だけでもおいしい。そしてたい焼きの頭に到達。ここからが本番です。羽根のパリパリとした食感とは違い、たい焼き本体はやわらかく、でも香ばしさはそのままです。連式のたい焼きにしては意外に皮が薄く、抹茶クリームがすぐに出て来ました。ほんのり抹茶の苦みがあり、そこにつぶあんが加わり、宇治金時が出来上がり。このつぶあんの甘さが、抹茶の苦みを消さないところがいいですね。抹茶クリームの量にもよりますが、最後までほんのり抹茶の苦みが味わえました。そして尻尾部分の羽根をパリパリと食べ、最後までおいしくいただきました。
なんだかお腹いっぱいです。たい焼きの写真(上)では、羽根の部分を枠からカットしてありますが、たぶんもう一匹焼けるだけの生地が、羽根の部分になっているように思えます。
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