たい焼きを探しに、大阪府大阪市に来ました。大阪は何度も来てはいましたが、最近は通過するだけでした。確か数年前に難波周辺を歩きましたが、地下鉄で難波から新大阪に行き、すぐに新幹線に乗車してしまいました。
今回は大阪駅にあるたい焼き屋さんです。確か以前大阪駅に来た時、駅構内を大規模な改装工事をしていて、ただ電車に乗る為だけの駅でした。ところが今回大阪駅に来てみると、随分と変わっていました。降車するホーム位置によって、エスカレーターで立体的に移動するので、自分がどこにいるのかさっぱりわからなくなりました。以前は人の流れに沿って行くと、なんとなく歩けましたが・・・。とりあえず駅の外に出る事にしました。「ああココね!」通りの向こうに新梅田食堂街が見えました。という事は、今いるのは大阪駅南口です。
今回のたい焼き屋さんですが、エキマルシェ大阪の中にあるお店で、大阪駅桜橋口に近い場所にあります。確か新大阪駅のエキマルシェは改札の中にありましたが、ここ大阪駅のエキマルシェは改札の外にあります。
そのエキマルシェ大阪にあるPatit tai(パティ タイ) エキマルシェ大阪店を訪れました。パティ タイのたい焼きは、プチ鯛焼きのような小さいたい焼きがウリのようです。ショーケースの中に、数種類の小さいたい焼きが沢山売られていました。
僕がお店の前で小さいたい焼きをながめていると、店員さんが半分にカットしたパティタイの試食品を渡してくれました。その小さいたい焼きはチョコ味で、サクッとした食感がとても食べ心地がいい。ただ僕の今回の目的は、この小さいパティタイではなく、普通の大きさのパティタイBIGです。
パティタイBIGはあん・カスタード・白玉あんの3種類。そして僕はこの中からパティタイBIGの白玉あん(上の写真)を買いました。お会計をしようとレジの横に目をやると、黒いボードに手書きで描かれた物が目に入りました。そこにはもう一つのBIGたいやきが!
10月末はハロウィーンという事で、どこのお店もハロウィーンに関わる物を売ってます。パティタイさんもハロウィーン商戦の商品を考えたんですね。定番のBIGたい焼き との違いは、表面にはジャックランタン、反対側にはコウモリの絵柄が描かれてました。そして中に紫いもあんと白玉が入っていて、たぶん期間限定と思います。どうしても気になったので、これも買う事にしました。
まずはパティタイBIG・白玉あんから食べて見ました。形は羽根つきの連式のたい焼き。その羽根の部分をかじると、サクッとした食感!クロワッサンたい焼きより薄いので、パイ生地のたい焼きですね。そうさっき試食した小さいたい焼きも同じ食感だったでの、パティタイさんはこの生地が基本なんでしょう。たい焼きの中にはあんこと白玉が入ってます。あんこは甘さ控えめのつぶあんです。これが軽いたい焼きの生地によく合ってます。そして白玉ですが、はじめ一つだけ入っているのかと思いましたが、あんこと白玉の比率が半々くらいありました。その為弾力のある食感が印象的で、たい焼きの部分のサクサクした食感が負けてます。これならもう少しあんこが甘くてもいいかな~と思いました。
次にBIGたい焼きのジャックランタンを食べて見ました。こちらも同じ生地で、サクッとした感じがいいですね。中に紫いもあんと白玉が入ってます。紫色のあんこが薄っすら甘く、そしてほのかにお芋の風味がします。そこに白玉が加わり、ここの部分だけ和菓子の領域です。こちらも白玉の占める割合が思ったより多いです。
今までハロウィーンを演出したたい焼きに出会ったのは初めてで、表に絵柄(ジャックランタン)を入れる事を思いついても、裏にもコウモリとは驚きです。この絵柄の黒い部分は、何を用いて形を作っているのでしょう?
はじめパティタイさんのパティタイBIGとパティタイを2種類ほど購入しようと思っていましたが、ジャックランタンの存在には負けました。今度また行く機会があれば、小さいたい焼きも食べて見る事にします。
※ こちらの店舗は、閉店になりました。
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