たい焼きを探しに、千葉県流山市に来ました。千葉県在中の方でも、意外と知られていない街があるのでは。野田市は知っていても、流山市は?柏市は知っていても、流山市はどこ?今一つ、流山市の場所が把握できない人も多いと思います。それを解決してくれたのが、秋葉原とつくば(茨城県)を結ぶ、つくばエクスプレスの誕生です。2005年に開通した事で、この沿線に新しい街が誕生しました。特に流山おおたかの森駅周辺は、現在(2021年)も住宅地が拡張され、大きな街になりつつあります。
流山おおたかの森駅に、他の路線が走っています。それが東武野田線です。ただし2014年から、東武アーバンパークラインの愛称で呼ばれています。東武アーバンパークラインは、柏駅と大宮駅を結ぶ路線で、柏駅から運河駅までが複線区間で、運河駅から春日部駅まで単線区間。そして春日部駅から大宮駅が、複線区間になります。これ意外と気が付かづ、単線区間を乗車していると、上下線の電車待ちのアナウンスが流れる時があります。
東武アーバンパークラインの話はここまでにして、たい焼きの話に戻します。今回のたい焼き屋さんは、東武アーバンパークラインの運河駅で下車します。近くに東京理科大・野田キャンパスがあるので、駅舎の大きさの割に利用者は多いと思われます。
運河駅の東口を出て、まっすぐ住宅地の中を進みます。約500mくらい歩くと、路地の左方向に、緑の景色が広がります。そして逆の右方向をみると、今回のたい焼き屋さんがあります。
車通りの多い角地にある、白壁のお店。一見何のお店かわからないと思いますが、たい焼きの幟が立っているので、これが目印です。お店の名前は、宝物とリボンさんです。
お店(建物)に向かって左側で、たい焼きを焼いています。早速たい焼きを注文。つぶあんと和栗があり、僕は定番のつぶあんにしました。
焼き上がるまで10分ほどかかるという事で、お店の中(右側)で待つ事にしました。店内はそれほど広くはありませんが、大きなテーブルと椅子が置かれ、店内には小物類が置かれていて、販売もされているようです。
しばらくして、紙袋に入ったたい焼きが来ました。10分ほどの待ち時間が、いい休息タイムになりました。お店を訪れる前は、帰りながら食べようと思いましたが、なんだかこの空間が居心地がよく、腰を下ろしたまま、たい焼きをいただく事にしました。
焼き立てのたい焼きはアツアツ。1分弱の食べ頃タイムを待ち、たい焼きの頭をがぶり。サクッとした生地の中に、これまたアツアツのあんこ。これが焼き立ての醍醐味ですね。お~っ!たい焼きの生地が薄い!先ほどたい焼きを注文する時、連式のたい焼き型が目に入りました。この薄い生地は、まるで一丁焼き(天然物)のようです! 連式でこんな生地初めてです。そして中のつぶあんが、甘くておいしい。薄皮のたい焼き(特に天然物)の場合、甘くないあんこは、なんだか物足りなさがあり、甘すぎるあんこは、重く感じてしまいます。でも宝物とリボンさんのたい焼きは、この薄い生地にバツグンの相性のあんこで、つぶあんが凄くおいしい。
オーナーの方の話によると、使用しているつぶあんは木下製餡さんの物で、あの「マツコの知らない世界」でご紹介されたそうです。そして厳選されたミネラルウォーターを使い、この薄皮の生地を作り上げているそうです。
このつぶあんのたい焼きに、追いバターができます。バターと岩塩にもこだわりがあるそうですが、常に販売されていないのが残念。運が良ければ・・・、運河だけに?
ちなみに、これが近くの運河です。
たい焼きが好きで、そしてたい焼きが食べたくて、今年(2021年3月)お店をオープン。
そんな宝物とリボンさんのおいしいたい焼きを、また食べたいですね。次は追いバターで。
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