たい焼きを探しに、熊本県大津町に来ました。2年前に起こった熊本地震で、熊本市から阿蘇地域が多大な被害を受けました。現在(2018年)でも、復旧していない道や鉄道路線があります。実際今回訪れたたい焼き屋さんの近くの路線も、踏切の遮断機が下がる事がない状態でした。
今回のたい焼き屋さんは、熊本市と阿蘇山の間くらいの場所にあります。熊本市内からJR肥後本線に乗り、真っ赤なボディの列車に揺られる事約30分ちょっと。最終駅の肥後大津駅に着きました。でも震災前まではここが最終駅ではなく、阿蘇方面まで走っていました。早い復旧を願ってます。
肥後大津駅北口を出て、少し歩くと大きな通りに出ます。そこを右に曲がりひたすら歩きます。商店などがあり、ここが町のメイン通りと思われますが、歩いているのは僕一人です。でも車の通行量はそこそこあります。南口の方に国道57号線があるので、こちらの道は住民の方々が利用してしているのでしょう。歩いていて気が付いた事は、お洒落な喫茶店などがちょこちょこあります。入ってみたいよ~な・・・。でもたい焼きを食べに先を急ぐ事に。
駅から30分くらい歩くと、先程話に出た国道57号線と合流しました。4車線のこの通りは、阿蘇方面につながる主要道路で、多くのバスや大型車両も頻繁に走ってます。そしてすぐの所に道の駅・大津があります。この国道も道の駅の先で、地震の影響により迂回する事になります。今回のたい焼き屋さんは、この道の駅・大津にあります。
阿蘇の山並みを遠くに眺め、青い空の下を熊本の空気をいっぱい身体に吸い込み、いや~歩きましたね-。道の駅に徒歩で来ちゃいました。(たぶんそんな人はいないと思いますが?)道の駅・大津はそんなに大きくありませんが、熊本のお土産や地元でとれた野菜や果物が、沢山売られてました。そして熊本名物のいきなり団子も、いろいろな種類が売られてました。いきなり団子も食べて見たかったけれど、僕が食べたかったのが、ここでしか食べられないたい焼きです。
道の駅の駐車場のすぐ前に、今回のたい焼き屋さんがあります。道の駅・大津名物の芋鯛と書かれた、からいも鯛焼きの山水本舗さん。まずは「からいも」とは何でしょう?ひらがなで見ると「からいもの」と見間違えてしまいそう。その為、辛いたい焼きかなと一瞬思いますが、さつまいもの事を熊本(九州)では唐芋(からいも)というようです。その唐芋を使ったたい焼き?早速買ってみる事にしました。
山水本舗さんのたい焼きは、他にクロワッサン芋鯛など数種類のメニューがあります。そこで僕は、一番の売り?であろう芋鯛を買う事にしました。既に準備されていたたい焼きを手渡してもらい、道の駅に置かれた椅子に座り食べました。
そのたい焼きは丁寧にラップに包まれていました。それをはがして頭からがぶり。厚みのあるふっくらとした生地の中に、こしたお芋が入っているではないですか!確かに芋鯛とあるので、そんなに驚きはありませんが、このホクホクとした食べ心地が凄くいいですね。このほんのりとした甘さは、生地の甘さでしょうか?それともからいも(さつまいも)の甘さ?そんな事を思いながら食べて行くと、お腹から尻尾にかけてあんこが入っていました。あれこれっていきなり団子の構成では?まあ食感は違えど、お芋とあんこの組み合わせは同じです。実は山水本舗さんは、いきなり団子も売っているのです。それをたい焼きにすると、こんな感じになるんでしょう?お芋とあんこを一緒に食べられるのは、お腹の部分の一瞬でしたが、食べ始める位置によってはそれが可能です。
先程もいいましたが、ここに来ないと食べられないたい焼きです。お芋とあんこを一緒の位置に置くのが、本来のたい焼きの姿だと思います。でも山水本舗さんは、からいもを味わってもらう事が、一番の目的だと感じました。クロワッサン芋鯛は、中に入っているのがあんこではなくチョコなんですよね。ちょっと気になります。
なにかが見つかる広告
えっ!たい焼きの中身が、な・な・なっとう(納豆)ですか?もし出会えたなら、是非食べて見たいものです。たぶん糸を引くおいしさでしょう?
これからもよろしくお願いします。
道の駅大津のたい焼き からいもってサツマイモ初めて知りましたさつまいもと餡子想像できますがピンときませんねぇ~ でも先日なんだったかなぁ~?の記事でちらりと見かけたたい焼きの中身が納豆って言うのよりは実感ありです
面白探しに興味をもってコメントさせて頂きました ありがとうございました。