おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

そこに行かないと食べられないパン・山形編  ベタチョコトースト

2024年10月26日 | パン


 日本各地には、そこの場所に行かないと食べられない、様々なご当地パンが売られています。 今回は山形県ご当地パンです。

 山形県の方はご存じの、昭和23年に創業した たいようパン株式会社 。その たいようパン の商品の中に、昭和39年に誕生した ベタチョコ があります。
 昭和39年といえば、最初の東京オリンピックが開催された年です。そんな時代に、2つに割ったコッペパンの表面に、バタークリームをべったり塗っちゃいました。このバタークリームは、ベタチョコ専用に開発された物で、当時としてはなんとも贅沢なパンだったと思います。
 発売当初は、チョコレートベタチョコのみでしたが、昭和・平成・令和と移り変わるにつれ、令和6年現在は全8種類のベタチョコが発売されています。

 とここまでの流れで、本当ならベタチョコをご紹介するのですが、僕が購入したのは、通常販売と違う形のベタチョコです。

         

 パッケージに「しかくい⁉ベタチョコトースト」と書かれた、ベタチョコ 60周年を記念して新発売された2品の内の1つです。
 そして「私の漫画から商品化!」とあるように、山形県出身の漫画家・イラストレーターの杏耶(あや)さんの漫画の中に登場したこの形のパンを、たいようパンさんがコラボ商品として発売したようです!
 これぞ地元で愛され続けている、老舗パン屋さんのなせる業ですね。

         

 袋から取り出した しかくい⁉ベタチョコトース トは、トーストの表面にべったりとチョコが塗られています。トーストをかじると、表面のチョコがパリッとして、その下に白いショートニングが薄く存在します。そしてトーストの部分は、パサッとしたきめの粗いパン生地です。たぶんですが、やわらかい生地のトーストだと、表面に塗られたチョコが割れたりするのかも? 

 このようなチョコレートがコーティングされたパンを、今まで沢山知っていますが、ご本家のベタチョコが、60年前にこの食感と味わいで発売され、山形県の方々は幸運だったと思います。いゃもしかしたらこのおいしさを、多くの山形県民が守ってきたのかも?
 僕もご本家のベタチョコを、いつか食べてみないとですね。

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