たい焼きを探しに、東京都西東京市に来ました。
実はこの西東京市ですが、2001年に田無市と保谷市が合併して誕生した、東京都23区に隣接の新しい市です。この新しい市に、近年オープンした新しいたい焼き屋があります。
西武新宿線の西武柳沢駅南口から、右側の最初の路地を進むと、左角に黒壁のお店があります。
この建物は2軒のお店が入っていて、いっぷく堂 と書かれたお店が、今回のたい焼き屋です。
このいっぷく堂さんは2023年9月にオープンして、先月1周年を迎えました。ただ…、もう最初にお伝えしますが、今月(10月)の22日で、お店を閉める事になったそうです。入り口に置かれたメニュー表にも、その事が書かれてありました。
このタイミングでいっぷく堂さんのたい焼きに巡り会えたのは、もしかしたら「良い出会い」と感じ、ラスト数日営業のたい焼き屋さんとして、このブログに残そうと思います。
いっぷく堂さんのお店に入ると、2人だけ立てるスペースの奥が、作業場所になっていました。レジの所には年配のおじさんがいて、たい焼きの注文を受けていました。
事前に表のメニューを見て、僕は こだわりの味つぶあん に決めていたので、すぐさま注文をしました。
レジの横に、既に焼いてあるたい焼きが置かれていたので、すぐに購入できましたが、僕の「すぐに食べます」の言葉に、おじさんがオーブントースターで熱を入れてくれました。その合間に閉店の事を訊くと、「最近体調がすぐれなくて…」とおっしゃってくれました。但し「またいつか再開したい…」と、希望のある言葉をいただきました。
1分ちょっとして、たい焼きの入った小袋を手の持ち、お店を出ようとしたタイミングで、女性の方の「ありがとうございました」の声が、奥から聴こえました。いっぷく堂さんは、年配の夫婦で営んでいたんですね。
西武柳沢駅に戻りながら、いっぷく堂さんのたい焼きを食べました。頭からがぶりとかじると、生地の表面が少しサクッとして、中がフワっとした食感。いっぷく堂さんのたい焼きは、生地が厚めの連式です。その中にほどよい甘さのつぶあんが入っていて、昔ながらたい焼きのようですが、生地の軽い食感は現代(いま)風の味わいです。この生地なら、メニュー表にあったどの味でも合いそうです。
今回の「たい焼きを探しに・・・」を掲載するにあたり、たい焼き・いっぷく堂さんのホームページを拝見いたしました。その中の「いっぷく堂 ☆ 女将より」の項目があり、オープンしてこの1年間、その時々に味わえるメニューと、たい焼きに込めた思いが、刻々と書かれていました。その内容から、たい焼きがお好きなんだな~と感じました。
いまはお身体を大切にしてください。
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