たい焼きを探しに、静岡県浜松市に来ました。浜松市といえばやはりうなぎが有名ですが、最近では浜松餃子も人気のようです。でもあくまで自論ですが、浜松市にはたい焼き屋さんが沢山あります?前にも「静岡県はたい焼き屋さん宝庫」と言いましたが、ここ浜松市がその割合を占めているように思います。
そんな浜松市のたい焼き屋さんの中でも、人気店の一つに行って来ました。 実は以前浜松市行った時に、今回のたい焼き屋さんを訪れてます。そしてここのたい焼きを食べました。しかしその時はブログに掲載する事なく、そのままお蔵入りにしてしまいました。でもそのお店の雰囲気と味が忘れられず、いつかもう一度食べたいと思っていました。ただ一つ問題があり、こちらのお店が11月~4月頃の営業という事で、なかなかタイミングが合わず、訪問する事が出来ませんでした。毎年11月が来ると、「今シーズンは行けるかな~」と何度も思っていました。そして今回やっと食べる事が出来ました。
そのたい焼き屋さんですが、浜松駅南口から2.5kmくらいの場所にあります。確か路線バスが駅の北口から出ていますが、どこ行きのバスに乗ればいいのかわかりません?なのでそこまで歩く事にしました。まぁ前にも行っているので、場所はなんとなく把握してます。とにかく駅から南東方向に歩く事にします。
駅南口から大きな通りを南に少し進み、地下道のある交差点を左折します。あとは道なりにまっすぐ歩きます。一箇所変速的な交差点がありますが、とにかくバス通りを進みます。すると僕を追い抜いて行くバスが?遠州浜温泉行ですか・・・・?なるほど、このバスに乗ればよかったわけですね。しばらく歩くと、ファミリーマートのある大きな交差点(参野町)に着きました。この大通りを渡り、次の路地を右折して100mくらい歩くと、左にたい焼き屋さんを発見。今回のたい焼き屋さんは、老舗たい焼きの濱一さんです。
このお店のたたずまい。あー懐かしぃ。「またまた来ちゃいました」と心の中でささやきました。でもお店が開いていてよかったー。実は僕が訪れたのが11月半ばで、もしかしたら今シーズンまだ開店していないかも?と内心思っていましたが、真っ先に目に入った真新しい赤い提灯を見て安心しました。
早速濱一さんのお店に入りましょう。以前来た時は、入るのに少し躊躇しましたが、今回は何も考えず入店。すでに常連さんが一人いました。僕は空いていた椅子に腰かけ、すぐにたい焼きを1匹注文しました。後は焼けるのを待つだけです。なんとなくお店の中は以前と変わりないような?ただ違うのは、ほんと小さなマスコット?2羽いた事です。
濱一さんの御主人は漁師さんのようで、冬の時期だけたい焼きを焼いているという訳です。濱一の御主人ですが、結構年齢を重ねていると思われますが、声の感じからして若々しく元気です。今回は見れなかったけれど、以前来た時に左右に身体を揺らし、リズミカルにたい焼きを焼いていました。やはり船に乗っている時のように、自然とバランスをとっているのでしょうか?
そんな事を考えていると、たい焼きが焼き上がりました。1匹100円は前と変わらず、このご時世にありがたいです。紙袋に入ったたい焼きを手に持ち、濱一さんを後にしました。やっぱり焼きたては熱い!でも以前来た時もそうでしたので、むしろこれを期待していました。来た道を戻りながら、食べ頃になるまで歩きました。
数分歩いた頃、手に伝わる温かさで、そろそろ食べ頃と判断。そして袋から取り出し、濱一さんのたい焼きをガブリ。やはり熱い!でもこの熱さがいいです。以前は出来立てをすぐに食べてしまい、思いっきり熱かったのを思い出しました。でも今回食べて思ったのが、前と比べて若干香ばしくなっているような?確かに高温で焼いているので、たい焼きの表面がそうなりますよね。でもやわらかい食感は昔と変わらないです。そして中のあんこは、前に食べた時は凄く甘かったのを憶えてます。そうそうその時食べて、濃いお茶が欲しかった記憶があります。でも今回食べた時はそんなに甘くはなく、むしろ小豆の甘さと風味が真っ先に感じられました。だからあんこがおいしいく、最後までしっかり味わえました。今回濱一さんのたい焼きを食べる時、あの甘さを覚悟していました。もしかしたら僕の方が、大人の味覚になったのかも?でもこれがいい具合にたい焼きのやわらかい生地に合い、「やっぱり食べに来てよかった-」と思えました。若干以前と違う印象を受けましたが、でもおいしさは進化しているように思えました。
帰りはバスで浜松駅に戻りました。また機会があったら濱一さんのたい焼きを食べたいと思います。今度はバスでいこーっと。
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