JR 常磐線 取手駅に、オープンしたてのたい焼き屋さんを見つけました。と言っても、こちらの御菓子司新杵さんは、他にもいろんな駅ビル・デパ地下で見かける事があると思います。
JR 取手駅に隣接している駅ビルボックスヒルの3階に、御菓子司新杵のおどりたい焼があります。駅の改札を出て、右正面を見ると、たい焼きの文字に目が止まりました。ちょっと違和感のある三角スペースに、すっぽり納まっているたい焼き屋!こう見ると、たこ焼き屋も含めたい焼き屋は、理想的な1坪商売のお手本ですね。
時間帯が夕方5時頃という事もあり、この空間は学校帰りの学生が多く、育ち盛りの彼等のお腹お満たす術として、おどりたい焼がかっこうのターゲットになっていました。最近の若者は、ファーストフードを好んで食べているので、たい焼きのようなマニアックな食べ物は好まないと思っていましたが、意外とそうでもない事に驚きです。たい焼きやたこ焼きは、まぁファーストフードのような物ですけどね?おどりたい焼を食べていた学生が、「この抹茶あずき、うめー」と言っていました。若い彼等にうけているなら、是非とも食べてみたくなりました。
新杵名物おどりたい焼は、あずき・カレー・クリーム、・抹茶あずきの4種類です。全部食べるのは無理なので、学生が美味いと言っていた抹茶あずきと、あまりお目にかかることの無いカレーを買うことにしました。とにかくこの新杵名物おどりたい焼は、他にはない独特な形をしています。「たい焼きは頭から食べる?尻尾から食べる?」とドコモのCMで言っていますが、これなら頭と尻尾が同時に食べられます。
まずは抹茶あずきから食べました。皮はふわふわの昔からのたい焼きの食感です。抹茶のほんのりとした苦味と、あずきの甘さとの組み合わせが凄く合っていて、さすが和菓子屋さんのあんこは美味しいです。確かに若い学生さんが、大声で叫ぶ理由がわかります。そしてカレーたい焼はと言うと、勿論食感は同じです。食べた瞬間、一口目は甘いと感じましたが、後から喉の奥にピリリと来る、本格的なオリジナルカレーです。たい焼きの中に入っているカレーを見ると、黄色いカレーではなくオレンジ色でした!これインド人が経営する、カレー専門店のカレーと同じ色です?失礼な言い方かも知れませんが、和菓子屋のわりにさすがです。これはインド人のビックリです。
今回の新杵名物おどりたい焼は、仮か本営業なのか定かではありませんが、取手のボックスヒルの、あの質素な三角スペースだけでは、もったいない位美味しい味でした。多分あずきも美味しいと思うので、今度是非食べたいと思います。
※ 一時的な出店の為、既にお店はございません。
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