先週の横浜市S邸の配筋検査の様子。
今回、制振ダンパー設置のため、アンカーの位置をずらしている部分がある。
ココを間違うと、後が大変である。そこで、2段階で検査。
まずは、全体の配筋検査を構造担当と担当スタッフに任せ、夕方セットが出来たところで、確認に出向いた。
それでも、日が暮れるまでに全部は終わらなかったので、後は写真報告をもらうことに。
現場に行くと、どうしても口うるさい小姑のようになる自分に苦笑いしながら。
通り芯、間違えてないね。確認した?、型枠の剥離材事前に塗ってるね?(後からはダメ)、スペーサーちゃんと入れて。アンカーの倒れがないか設置状況を触ってみたり。
まぁ、監督さんにしてみれば、当たり前のことかもしれないが、其の当たり前のことが出来ていないことが、多々あるのだ、過去に。
今回は、配筋検査時までにコンクリートの配合表が出ていなくて、ちょっと注意する。
次回は外構部分の打設なので、まだ先だが、打設の1週間前には出すように指示。
監督さんは、勉強熱心な若い方で慌ただしい現場に、いつもきちんと対応してくれているので、問題はないのだが。
誠実な対応と、丁寧な現場に建て主様の評価も上々である。
なのでこちらも期待大。だからこそ、プロらしくきちんとやって欲しもの。私が知らない部分や、最新情報も教えてもらいつつ、お互いに切磋琢磨出来れば。
そうそう、前回は出来なかった柱のR面取りも、今回はやってくれるらしい。材木やさんとの交渉力もさすがですね!
どんな柱に仕上がるのか、楽しみです。