せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

啓蟄に目覚めて~心の友~

2013年03月05日 | ワーク・ライフ・バランス

春らしさが増すこの頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

暖かさとともに身体も軽くなってきますね。

今朝の朝日も美しさを極めていました。

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自然の中で過ごすと人は哲学的になると言いますが、

哲学=自然の摂理

なのかもしれません。

熊本の自然に囲まれて過ごすうちに、我が子はとても自分らしさが出て来たなと思います。

小学校のクラスの人数は少ないのですが、心の友が出来たようで、先日びっくりするような発言をしました。

「お母さん、あのね。○○ちゃんといるとね・・・」

勇気がでる。希望がある。未来がある。」

というのです。

えええっ?

思わず、聞き返しました。

◯◯ちゃんは、落ち着いた佇まいで、にっこりと笑って、そしてとても真面目な雰囲気なのです。

学校で二人が話しているところを、私はほとんど確認出来ていません。家も遠いので自宅に帰って遊ぶということもしていません。

だから、二人がどんなことをして、どのように仲が良いのかは、把握出来ていないのです。

それでも、それほどまでに心通うお友達が出来たことは、本当に幸せです。

私の昨年の手帳の詩織は「心の友はいつもそばにいる」でした。

それを見た我が子は、「いい言葉だね。」と言っていました。分かっているのかなぁ?と半信半疑でしたが、今回の会話で、理解出来ていることを確信しました。

私が40数年かけてたどり着いた真理に、早くも達しているとは・・・

うらやましい。

そして、昨年私が発見した(!?)真理を伝えておきました。

一緒にいると楽しいとか面白いとかだけではなく、自分が飾らなくてありのままでいられる人が本当の友だよ。と伝えました。(←今年の私の詩織の言葉は「ありのままの自分でいよう」です。)

ふ~ん。とあまり納得いかない様子。

いつかきっと、分かるときが来るでしょうね。
今は、すでにありのままだから実感が湧かないのかも。子どもにはまだ必要ない言葉かも知れません。

啓蟄に、この世の自然の流れに感謝しながら、家族親戚、友人、仕事の関係者の皆様、、、のこれからの新年度の未来を山神社にて、祈らせて頂きました。

神木の樹々達が、応援してくれているようでした。

そして、自分自身が新しくはじめること、挑戦することへの勇気をもらいました。

今月は、年度末。

みなさま忙しさと出会いと別れの慌ただしい季節、どうぞご自愛くださいますように。