この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ダニー・ザ・ドッグ。

2005-06-26 15:24:14 | 新作映画
『ダニー・ザ・ドッグ』を観てきました。
といっても観たのは昨日なんですけど、さすがに同じ日に二本映画レビューを書くのはきつかったので。
というか、レビューを書くことよりもむしろTBを打つのが疲れます。
頑張ってせいぜいTBを打ってるんですが、20、30とTBしている間に、あれ、ここのブログにはTBしたかなぁ、ってわかんなくなるのです。
メモを取りながらTBしてるわけではないので。
じゃ、そんなに面倒っていうならTBしなきゃいいじゃんっておっしゃる方もいるかもしれません。
ごもっとも!!といいたいところですが、うちのブログ、訪問者が本当に少ないんですよ。ふぅ。
それにしてもたまにTBの数が100を超えてるブログを見かけることがあるんですけど、そこの管理人の方は本当にちまちまとTBを100も打ってるんでしょうか。
自分は20打つだけでも相当疲れるんですけど。
って何の話でしたっけ。
あ、『ダニー・ザ・ドッグ』についてでしたね。笑。

ずいぶんと漫画的な設定の映画だと思いました。
五歳の子供をかっさらってきて戦闘マシーンに育て上げる・・・、ってそんなことが可能なんでしょうか。
いや、可能か不可能かを論じるなら、ま、ゼロではないのでしょうけれど、でもボブ・ホプキンス演じる金融業のオヤジじゃ無理だと思います。一ヶ月ぐらいで餓死させちゃいそうだし。
あ、エサやるの、忘れとった!って。
ましてあのオヤジは格闘の知識はなさそうだし。
サンドバッグ叩いてるだけじゃあんな戦闘力は身につかないだろ・・・。
それにモーガン・フリーマン演じる盲目のピアニストって『レイ/Ray』ですか?
さらにいわせてもらうと今どきあんな身元不明の怪しい男を心温かく迎え入れる人っていないって!
血だらけで、首輪までしてるのに!
まず警察に通報するのが普通でしょ。
そんなこんなでツッコミどころ満載の、漫画的設定の『ダニー・ザ・ドッグ』なわけですが、困ったことに自分はそういった漫画的な設定の映画が嫌いではないんですよね。笑。
結構つぼにくるシーンがありました。
首輪を外されることで再び自分が戦闘マシーンに戻ってしまうんじゃないかって怖れるダニーに、あなたはもう生まれ変わったのよ、とヴィクトリアがそっと首輪を外すシーンとか、あ、いいじゃん、って思いました。
どうこういいながら監督のルイ・レテリエとは結構相性いいみたいです。笑。
ただ前作の『トランスポーター』でも思ったのですが、よくこんな華のない女優をヒロインにキャスティングするなぁと思いました。
実年齢がいくつかは知らないけれど、ヴィクトリア役(十七歳という設定)のケリー・コンドン、到底十七歳には見えませんでした。(三十歳ぐらいに見えました。)

というわけでこの『ダニー・ザ・ドッグ』、個人的には『バットマン・ビギンズ』よりも、さらには『スターウォーズ エピソード3 シスの復讐』よりも楽しめたんですけど、そういうのっておそらく自分だけでしょうね。笑。

そうそうこれは作品の出来とは直接は関係ないのですが、この映画の悲劇は何といっても公開初日が『スターウォーズ エピソード3 シスの復讐』の先先行上映とぶち当たったことでしょうね。
その日たまたま映画を観ることになった人、もしくはたまたま映画館に足を運んだ人の中で、『スターウォーズ エピソード3 シスの復讐』よりも本作を選んだ人っているのでしょうか。
公開時期をずらせなかったんでしょうかねぇ、と思います。
コメント (7)
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