この前天神に行ったとき大量に本を買いました。
買ったのは『ふちなしのかがみ』(辻村深月著)と『宵山万華鏡』(森見登美彦著)と『かみつく二人』(三谷幸喜・清水ミチコ共著)の三冊。
この三冊は最初から買うつもりだったので予定内の出費だったのですが、それとは別に一冊、予定外に購入した本がありました。
それが何かというと前川淳という人の書いた『本格折り紙』。
今ある程度大きな書店に行ったら、折り紙読本なんて腐るほど置いてあるじゃないですか。
でも、その手の折り紙読本のほとんどは自分にとって用のないものです。
なぜかというとそれらの本で紹介されている作品で複雑なものは大抵複数枚の紙を使用するからです。
例えば「頭部は12cm、胴体は15cmの紙を使う」みたいに。
自分にいわせりゃ、二枚以上の紙を使って作るものは折り紙じゃないんです。
他にも鋏を用いたり、ペンで色付けしたり、そういうのは折り紙じゃなくて、ペーパークラフト(自分は連鶴を嗜みますが、連鶴ももちろん折り紙ではない)。
自分なりに折り紙を定義すると、
「たった一枚の正方形の紙を折ることによってのみ、世界の森羅万象のすべてを表現しようとする無謀ともいえる試み」だと思っています(専門用語では「不切正方形一枚折り」といいます)。
たった一枚の紙を折ることしか出来ないんじゃ、大したものは出来ないのでは?そう思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
この本で紹介されている『悪魔』なんて、角があって、尻尾があって、羽根が生えてて、さらに指が五本ある!!
すごすぎる!!
残念ながらこの本を持っていれば誰でも『悪魔』が折れるようになる、というわけではありません(たぶん自分でも難しい)。
でも折り図を眺めているだけで本当にうっとりします。
折り紙に少しでも興味がある人は、本書は決して高い買い物じゃないと思います。
買ったのは『ふちなしのかがみ』(辻村深月著)と『宵山万華鏡』(森見登美彦著)と『かみつく二人』(三谷幸喜・清水ミチコ共著)の三冊。
この三冊は最初から買うつもりだったので予定内の出費だったのですが、それとは別に一冊、予定外に購入した本がありました。
それが何かというと前川淳という人の書いた『本格折り紙』。
今ある程度大きな書店に行ったら、折り紙読本なんて腐るほど置いてあるじゃないですか。
でも、その手の折り紙読本のほとんどは自分にとって用のないものです。
なぜかというとそれらの本で紹介されている作品で複雑なものは大抵複数枚の紙を使用するからです。
例えば「頭部は12cm、胴体は15cmの紙を使う」みたいに。
自分にいわせりゃ、二枚以上の紙を使って作るものは折り紙じゃないんです。
他にも鋏を用いたり、ペンで色付けしたり、そういうのは折り紙じゃなくて、ペーパークラフト(自分は連鶴を嗜みますが、連鶴ももちろん折り紙ではない)。
自分なりに折り紙を定義すると、
「たった一枚の正方形の紙を折ることによってのみ、世界の森羅万象のすべてを表現しようとする無謀ともいえる試み」だと思っています(専門用語では「不切正方形一枚折り」といいます)。
たった一枚の紙を折ることしか出来ないんじゃ、大したものは出来ないのでは?そう思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
この本で紹介されている『悪魔』なんて、角があって、尻尾があって、羽根が生えてて、さらに指が五本ある!!
すごすぎる!!
残念ながらこの本を持っていれば誰でも『悪魔』が折れるようになる、というわけではありません(たぶん自分でも難しい)。
でも折り図を眺めているだけで本当にうっとりします。
折り紙に少しでも興味がある人は、本書は決して高い買い物じゃないと思います。