マシュー・ヴォーン監督、タロン・エガートン主演、『キングスマン』、ユナイテッドシネマキャナルシティ13、9/12、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2015年30本目。
物語は4人の男たちが1人のアラブ人捕虜を尋問(というか拷問?)するシーンから始まります。
情報を聞き出そうとした矢先、捕虜は隠し持っていた手榴弾で男たちを巻き添えにして自決しようとするのですが、1人の訓練生が自ら盾になって仲間たちを救います。
生き残った3人のうちの1人、ハリーは亡くなった訓練生の息子エグジーに「何かあった時は連絡してくるように」と連絡先の書いてあるメダルを渡すのです。
そして17年後…。
というのが冒頭のシーンです。
掴みはオッケーと言いたいところですが、このオープニングはダメですよね。
だって4人のうち誰一人として捕虜が手榴弾を隠し持っていることに気づかないんですから、これで男たちは腕利きのスパイだった、と言われても説得力はゼロです。
そんな感じでテンションが恐ろしく低いまま、中盤まで「何だかな~」と思いながら観ていました。つまんない作品を観に来てしまったな、と半ば後悔していました。
それが激変したのは教会でのシーンでした。
たまにホラー映画を見ていて、このシーンを撮影するときスタッフは楽しかっただろうなと思うことがあるのですが、それは大抵残酷なシーンです。
見る者が目を背けたくなるようなシーンを撮ってやるぜ!みたいな意気込みを感じられることがあるのです。
同じものがそのシーンからもうかがえました。
教会の中で大・大・大虐殺が繰り広げられたのです。
やるからには半端なものにはしないぜ!というマシュー・ヴォーンの叫びが聞こえるような大惨劇でした。
それまでのローテンションが嘘のようにそれ以後は「ヒャッハー!」みたいな感じで観ることが出来ました。
特に終盤の花火(?)がポンポン上がるシーンは、あまりの不謹慎さ、不道徳さにケラケラと笑いが止まらなかったです。
そんなわけでこの『キングスマン』はフツーの人には到底薦められませんが、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を心底楽しめたという人にはそれなりに面白く観れるんじゃないかと思います。
お気に入り度★★★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
物語は4人の男たちが1人のアラブ人捕虜を尋問(というか拷問?)するシーンから始まります。
情報を聞き出そうとした矢先、捕虜は隠し持っていた手榴弾で男たちを巻き添えにして自決しようとするのですが、1人の訓練生が自ら盾になって仲間たちを救います。
生き残った3人のうちの1人、ハリーは亡くなった訓練生の息子エグジーに「何かあった時は連絡してくるように」と連絡先の書いてあるメダルを渡すのです。
そして17年後…。
というのが冒頭のシーンです。
掴みはオッケーと言いたいところですが、このオープニングはダメですよね。
だって4人のうち誰一人として捕虜が手榴弾を隠し持っていることに気づかないんですから、これで男たちは腕利きのスパイだった、と言われても説得力はゼロです。
そんな感じでテンションが恐ろしく低いまま、中盤まで「何だかな~」と思いながら観ていました。つまんない作品を観に来てしまったな、と半ば後悔していました。
それが激変したのは教会でのシーンでした。
たまにホラー映画を見ていて、このシーンを撮影するときスタッフは楽しかっただろうなと思うことがあるのですが、それは大抵残酷なシーンです。
見る者が目を背けたくなるようなシーンを撮ってやるぜ!みたいな意気込みを感じられることがあるのです。
同じものがそのシーンからもうかがえました。
教会の中で大・大・大虐殺が繰り広げられたのです。
やるからには半端なものにはしないぜ!というマシュー・ヴォーンの叫びが聞こえるような大惨劇でした。
それまでのローテンションが嘘のようにそれ以後は「ヒャッハー!」みたいな感じで観ることが出来ました。
特に終盤の花火(?)がポンポン上がるシーンは、あまりの不謹慎さ、不道徳さにケラケラと笑いが止まらなかったです。
そんなわけでこの『キングスマン』はフツーの人には到底薦められませんが、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を心底楽しめたという人にはそれなりに面白く観れるんじゃないかと思います。
お気に入り度★★★★、お薦め度★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
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