夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

6月の茶会に行く

2015年06月30日 | いろいろな事
6月も今日が最後。月に一度の茶会(遊茶会)に呼ばれ
行ってきました。今日はIさん宅での茶会です。
Iさんを含めて6名の茶会です。
着物姿のKdさんとKbさんの履物が素敵です。

濃茶と薄茶のお道具

抹茶は一保堂の「蓬莱の昔」

濃茶用茶碗。大ぶりの井戸茶碗(高麗茶碗)です。
 
薄茶用の井戸茶碗↓
「古道具屋で安く買ったら箱の中にこんな値札が入ってた」とIさん。
 
「ひょえ~、すごいお値段」
「私はこんな値段で買わなかったわよ」Iさん。

今日のお茶菓子(薄茶用)
 
茶室の床飾り、竹籠の釣り花入れにはハンゲショウ。
軸は芭蕉の拓本。何が書いてあるかさっぱり分からん。ですが
「荒海や 佐渡に横たふ 天の河」とある。

午前中、濃茶点前をKbさんが立てます。

濃茶は数人で同じ茶碗で回し飲みをします。
まずは3人分を点てます。抹茶を3人分入れてお湯を注ぎ
練りこみます。薄茶よりずっと濃い茶です。
お終いの人は残りの茶を全部飲みきります。
トロリとした濃茶は甘くて美味しい。

次はKdさんが点てます。
「濃茶なんて滅多に点てないから、点て方忘れた。
「これでいいんだっけ?」とKdさん。
 
「ああだ、こうだ」とみんなで教えあい濃茶を点てます。
濃茶は初心者にはなかなか教えてもらえない。
「薄茶がマスターしてからでないと濃茶の作法は
 教えてくれない」との事。
今日の主菓子は若鮎の菓子、写真を撮るの忘れた。

点前が終わって今日は襖、障子の開け閉めの作法を教わる。
 
襖の開け閉めにも表、裏によって作法が違う。
まあ、どちらにしても作法にかなっていれば良しです。
両手が塞がっているからといって「足でなんかで
開けたらいけません」という事ですね。

昼食はいつもながらIさんの手作り料理が並んでいます。

テーブルセッティングが素敵です。
茶托に載せた湯呑み茶碗にはキノコスープが入っています。
蒸し茶碗には栗の入ったお赤飯が入っている。
「こんな使い方もあるのね~」とみんな感心する。
洋食もいいけど年寄りにはこのような食事がいいね。

箸置きはクリスタルガラス、箸袋には「水無月 遊茶」と
筆書き。Iさんはお習字の先生です。心遣いが嬉しいね。

美味しい昼食を頂き、午後から薄茶点前の後、中国茶も
サービスしていただきました。こちらは香りを楽しむお茶です。

日本茶、中国茶それぞれに美味しい。
とりとめのないお喋りとお茶を楽しむ遊茶会は月に一度の
楽しみの会です。
コメント (2)
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