夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

「ランドセル俳人の 五・七・五」を読む

2015年06月24日 | 愛読書
「草盆栽」を楽しんでいるYさんから借りてきた本↓

「ランドセル俳人の五・七・五」



未熟児で生まれてきた男の子、西村凛太朗君(小林凛は俳号)
未熟児で生まれた凛太朗君
 俳句で思いを表現するようになったのは、幼稚園のとき。
 母の史さんによれば「私や祖父母から、俳句を教えたことはない」
 らしく、テレビや絵本で俳句に出会ったそうだ。
 同級生の女の子や保護者からいじめの実態を知らされたのは、
 小学校に入学して間もなくの頃。家族が学校に訴えても
 とりつく島もなく、2年生になってからも危険ないじめ行為が
 続き、「自主休学」という選択を選んだという。
ネットより
いじめに対して学校側は対処してくれなかった。
「自主休学」というものの、親の方から「登校拒否」を選択。
登校拒否とは子供が学校に行きたがらない。親はなんとかして
学校に行かせようとしますが、凛君の場合、学校に行きたくても
いじめが酷く行きたくても行けなかった。
お母さんはやむなく自主休学(登校拒否)を選びました。
「いじめられ 行きたし行けぬ 春の雨」
「生まれしを 幸かと聞かれ 春の宵」
凛君はその間「俳句」を作り続けました。

切ない思いがたくさん詰まった凛君の五・七・五です。

子供というのは実に残酷なもので弱いものをいじめる事が
多々あります。先生にいじめを訴えても忙しいので
聞き入れてくれる先生はなかなかいない。
とはいえすべての先生がそうではないですが。親としては
良い先生(子供の意見を聞いてくれる先生)は「当たり」と
なり、悪い先生(親子の意見を聞いてもらえない)は
ハズレとなる。凛君の学校の先生はさしずめハズレの
先生だったようです。
コメント (4)
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