今頃は椎の実が落ちる頃と思い、買い物にいく途中
近くの天津神社に椎の実が落ちていないか、寄ってみた。
天津神社には大きな椎の大木がある。
階段を登って椎の実を拾っていたら後ろから
「何を拾っているのですか?」声をかけてきた女性
「椎の実ご飯にしようと、椎の実を拾っています」
「椎の実ってどんな実ですか?」と聞くので
「これです」↓と見せてやりました。こちらはドングリ↓
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「食べられるのですか?」
「食べられます。昔、小さい頃は椎の実を
拾っておやつがわりによく食べました」と言って
椎の実を割って中の白い実を取り出して食べさせた。
「甘みがありますね。私東京育ちだから
食べたことがない。いい勉強になりました」
「椎の実を剥いてご飯と一緒に炊くと美味しいですよ」
「じゃあ私も拾っていって食べてみようかしら」
「ただし皮を剥くのが大変かも。ペンチで挟んで
割ると向けますよ」
「私、主人が3年前になくなり、一人暮らしだから
時間はいくらでもあるの」という。
初対面の見知らぬ物同士が椎の実の話から、一人暮らしの
侘しさを話す。
「主人が亡くなって話し相手がいなくなり
ちょとした事でもやってくれる相手が居なく
なったのは不便を感じる。夫は癌で亡く
なったんだけど元気だったから医者にも
行った事がない。それが良くなかった。
どうにもならなくなって、初めて医者に
診てもらったら、すでに手遅れだった
男は医者嫌いが多いので解らないのよね」と身の上を話す。
「ここ(天津神社)は毎日のように散歩で通ります
椎の木ってこれなの?」と上を見上げて聞いた。
「そうです、かなりの大木でしょ」
「まだ他にもあるかしら。今日はいい事教わったから
探してみます。どうもありがとう」と
昭和15年生まれ(教えてくれた)のおばちゃん、
元気に階段を上がって行きました。
見ず知らずのおばさんとお喋りしてしまい、父ちゃんが
車で待っていたので椎の実はこれだけしか拾えませんでした。
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ペンチで皮を剥きます。虫もあまり付いていない。
これだけ取れました。
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きれいに洗ってお米と炊きます。炊き上がり↓
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クリのように甘みはありません。昆布を入れて炊きましたが
味が薄味なので、お醤油を少し垂らして炊いたら
いいかもしれません。椎の実ご飯それなりに食べられます。
近くの天津神社に椎の実が落ちていないか、寄ってみた。
天津神社には大きな椎の大木がある。
階段を登って椎の実を拾っていたら後ろから
「何を拾っているのですか?」声をかけてきた女性
「椎の実ご飯にしようと、椎の実を拾っています」
「椎の実ってどんな実ですか?」と聞くので
「これです」↓と見せてやりました。こちらはドングリ↓
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「食べられるのですか?」
「食べられます。昔、小さい頃は椎の実を
拾っておやつがわりによく食べました」と言って
椎の実を割って中の白い実を取り出して食べさせた。
「甘みがありますね。私東京育ちだから
食べたことがない。いい勉強になりました」
「椎の実を剥いてご飯と一緒に炊くと美味しいですよ」
「じゃあ私も拾っていって食べてみようかしら」
「ただし皮を剥くのが大変かも。ペンチで挟んで
割ると向けますよ」
「私、主人が3年前になくなり、一人暮らしだから
時間はいくらでもあるの」という。
初対面の見知らぬ物同士が椎の実の話から、一人暮らしの
侘しさを話す。
「主人が亡くなって話し相手がいなくなり
ちょとした事でもやってくれる相手が居なく
なったのは不便を感じる。夫は癌で亡く
なったんだけど元気だったから医者にも
行った事がない。それが良くなかった。
どうにもならなくなって、初めて医者に
診てもらったら、すでに手遅れだった
男は医者嫌いが多いので解らないのよね」と身の上を話す。
「ここ(天津神社)は毎日のように散歩で通ります
椎の木ってこれなの?」と上を見上げて聞いた。
「そうです、かなりの大木でしょ」
「まだ他にもあるかしら。今日はいい事教わったから
探してみます。どうもありがとう」と
昭和15年生まれ(教えてくれた)のおばちゃん、
元気に階段を上がって行きました。
見ず知らずのおばさんとお喋りしてしまい、父ちゃんが
車で待っていたので椎の実はこれだけしか拾えませんでした。
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ペンチで皮を剥きます。虫もあまり付いていない。
これだけ取れました。
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きれいに洗ってお米と炊きます。炊き上がり↓
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クリのように甘みはありません。昆布を入れて炊きましたが
味が薄味なので、お醤油を少し垂らして炊いたら
いいかもしれません。椎の実ご飯それなりに食べられます。
母とドライブしていた時、遠目に大きく繁る木を見つけて、
「あの大きい木は椎の木だ、実が落ちてるかなぁ」
という母と一緒に行ってみると、そこは小さい神社でした。
参道でたくさんの椎の実を拾ったことがありました。
「炒って食べると美味しいよ」と教えてもらいました。
もう20年位前のことだったと思うから、
あの神社にまだ椎の木があるのか気になります。
一度出かけてみたくなりました。
ご飯に炊くのは初めて知りました。
美味しそうですね。
私が拾った実はもっと丸かったと思うのですが種類が違うのかな?
食べられると言うことは聴いていました。
あの終戦直後でした。
椎の実樹のの下で、だくさん拾いました。
学校から先生のお足しで、”いわゆる供出”でした。
袋に入れてずいぶん学校へ持って行きました。
その後の供出された、椎の実の消息は知り得ていません。
成る程このようにして食べるのですか。
終戦直後の食糧難を思えば、正座してこの記事を見なくては・・・・・・。
椎の実や今こうしてね思い出す
戦地のためと拾いし袋に (縄)
ご飯に炊くのは初めて知りました。
美味しそうですね
、
食糧難の頃には椎の実を拾って食べました。神社には必ず
植えてありました。食べ物が乏しい頃、おやつがわりでした
椎の実は皮を剥くのが面倒なのでフライパンで言って食べる事が
多いようですが、皮を剥いてお米と一緒に炊き込むと季節を
感じるご飯が出来上がります。
ちょっと丸いツブラジイというのもありましたが、私が
よく食べた椎の実はスダジイで実が黒くて細長い実です。
季節を感じる木の実拾いなかなか楽しいです。
拾いに行ってみたくなります。
終戦直後は食べるものが不足していました。
<学校から先生のお足しで、”いわゆる供出”>という事が
あったのですね。私の小さい頃はそのような事はありませんでした。
余程、食糧に困っていての事だったのでしょう。
それにしても供出椎の実は何処に行ったのでしょうか?
今は食べ物が豊富になって若い人は誰も椎の実を供出した事とか
椎の実が食べられる事など知らないでしょう。