一時間半後・・・私はシーツにくるまれて、彼の腕の中にいた。
低い天井を見上げながら、どうしてここまで来たのか思い返してみる。
「まだ好きなんだけどな」
なんてセリフを聞かされ、言葉を失って、ただ彼を見上げた私。
そんな私に畳みかけるように彼が続けた。
オレもさ、幸せになって欲しいってずっと思ってたんだよ。
それなのに、今、あまり幸せそうじゃないから。
心配なんだよ。
オレにとって、お前は、いつまでも特別な存在だから。
「・・・バカ」
気がついたら、涙があふれ出ていた。
もう人のもののくせに、今さらそんなこと言うなんて。
反則だ。
止まらない涙。
でもなぜか心地よい。
それからどちらからともなく、手をつないで歩き出して・・・
それで、昔から変わらずにあった、小さなラブホテルに入ったのだった。
低い天井を見上げながら、どうしてここまで来たのか思い返してみる。
「まだ好きなんだけどな」
なんてセリフを聞かされ、言葉を失って、ただ彼を見上げた私。
そんな私に畳みかけるように彼が続けた。
オレもさ、幸せになって欲しいってずっと思ってたんだよ。
それなのに、今、あまり幸せそうじゃないから。
心配なんだよ。
オレにとって、お前は、いつまでも特別な存在だから。
「・・・バカ」
気がついたら、涙があふれ出ていた。
もう人のもののくせに、今さらそんなこと言うなんて。
反則だ。
止まらない涙。
でもなぜか心地よい。
それからどちらからともなく、手をつないで歩き出して・・・
それで、昔から変わらずにあった、小さなラブホテルに入ったのだった。