1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

神戸国際音楽祭

2005年07月03日 | Weblog
神戸国際音楽祭のチラシをもらいました。
裏を見ると、なんだかすごそうな出演者ばかりです。

テスタカルドの出番は日曜日。
というわけで、神戸入りする日はメンバーそれぞれで、日曜日の日帰りという人もいます。
私は、音楽祭そのものに参加するというのが目的なので、金曜日から2泊します。
そして、全部のプログラムとマスタークラスを見るつもり。楽しみです。

今日はそのテスタカルドの練習でした。
練習の時は、コンチェルトのソリスト(M月さん)がこちらを向いて弾くので、つい彼に注目してしまいます。
演奏している様子、合間に少し考えている姿は、いかにもアーティストという感じで、さすがにかっこいいと思います。
それに、「キラキラ星のうた」を弾く1stのメンバーは、コンミスのT島さん、M月さん、O本くん、そして私。
弾いていてこんなにラクなことって~。他ではこんな体験滅多にできません。

で、ちょっと気付いたこと。
右手のフォームが、先生が基本的に教える形ではありません。
野茂選手とおなじで、先生はそこのところは彼のスタイルを尊重したんだろうと想像します。
M月さんの演奏がとても素敵だからといって、私があのフォームを真似たとしてもあんな風には弾けないわけで、結局は「形」は問題ではないってことか。

私は、初心者にはもちろん自分のような(いうならば片岡門下流の)ピックの持ち方や手首の使い方を教えるんですが、これも決して「これ以外は間違い」と言うようなつもりはありません。
他の選択肢も実演する場合もあります。
でも、結果的に自分は今の弾き方が一番しっくりするので、こうやっています、と説明したり。

結局は、どうやって弾くかというより、どんな音楽を表現するか、ということなんでしょうね。
方法はどうであれ、結果として聴こえてくるもの、人に伝わる部分が全てというか・・・。

そんな意味でも、神戸でいろいろな国や地域の人の演奏を聴くのが楽しみです。

コメント
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