1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

大野和士のオペラ・レクチャーコンサート

2014年11月05日 | Weblog
今年も行ってきました。

世界のマエストロが、自らピアノを弾き、オペラ歌手たちと共に、オペラの醍醐味を楽しく紹介する人気企画が、久しぶりに帰ってきました!
今回は、モーツァルトの「魔笛」と、ベートーヴェンの「フィデリオ」という二つのドイツ・オペラを取り上げ、その根底に流れるものを読み解いていきます。(神奈川県立音楽堂HPより)

大野さんの気さくでお茶目な雰囲気、そして曲に隠された(隠したわけでもないのかもしれませんが、こちらが気付かなかったような)あれこれをわかりやすく解説してくれるのが楽しいコンサートなのです。
まず、当時「魔笛」が上演された劇場の中庭を挟んだ同じ建物にベートーヴェンが住んでいた、という建物の絵をホワイトボードに描くところから始まりました。
部屋にいたベートーヴェンには「魔笛」の音楽が聴こえ、それがフィデリオにどのように影響しているか、を、「魔笛」と「フィデリオ」のシーンを交互に紹介しながら進めていきます。
途中いろいろ脱線してオケピの裏話があったり、歌手の方に予定と違うような注文をしたり、楽しいんですよ。
たっぷり3時間ほどの演奏会でした。
最後は、音楽堂還暦祝いということでみんなでハッピーバースデーを歌いました。

音楽堂ができて60年。実際はもっと古そうに見えます。
数年前に改築したんですが、座席の大きさと間隔が今の日本人の体形には合いません。狭くて窮屈ですし、誰かを通すためには立ち上がらないと無理。
でも響きの良さには定評があります。
私も高校時代の定演はこちらが会場でした。


おさらい会が終わりまして、自宅レッスンも少なく(みなさん本番に備えて前倒しで来ていた)のんびり過ごしています。
今日はお礼状を書きました。

画像は、姉の力作「立看板」です。
今回のタイトルとまったく無関係ですみません。

土台となる板が本当にただの木丸出し(?)なので、まず黒い紙を貼るところからの作業でした。
紅葉に映えるようにと黒だったわけですが、この紅葉(のモチーフ)も11月を過ぎたらどこのお店でも撤去されてしまい、売っている店を探すのが大変だったそうです。
私は看板の様子を外に見に行けませんでした。友人が撮影していてくれたのでもらってきました。ありがたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする