作曲家の先生宅にレッスンに行っています。
作曲を学んでいるのではなく、自分理論、和声、ソルフェージュなどをみていただいています。私はこれらの勉強が本当に足りないので。
おさらい会で弾く曲を、生徒のレベルに合わせたアレンジにすることがあるんですが、その添削をお願いしたり、とても助かっています。
ということを以前にも書きましたね。
バリバリ課題をこなして、勉強を進められたらいいんですが、思うようにいかないときもあります。
そんなときでも、とにかく月に一度はレッスンに行って、そのときだけでも集中してがんばろう!ということでやっています。
そんな今日のレッスンのひとつが、この譜面。難しいんです。特に四段目の後ろのほう。
聴音は、前回出来が悪かったせいかだいぶ易しい問題にしてくださり、そのおかげで書き取れました。
できた!という感じはとてもうれしいもので、丸をもらえると子供のように誇らしい。
公文式も、これなんでしょうね。
おさらい会が終わって、生徒にいろいろ話を聞いて興味深いことがあります。
1 手放しで褒めてくれるお客様(お友達や家族)がいる生徒
2 「家ではもっとできていたのにね」「間違えたところ残念だったね」と言う家族のいる生徒
3 誰も知り合いを呼ばない生徒
大きくこの3つに分類できます。
1の生徒は、達成感も感じやる気が出て伸びていきます。
2の生徒は、せっかく良かったところもあるのに、悪かったことばかり記憶に残ってしまいます。
3の生徒は、とにかく間違えるのはいけないことだと思っています。間違えなくなったら知人を誘おうと。
でも間違えなければそれでいいんでしょうか。
間違えないために音楽をやっているのではありません。
もし間違えたら、今までの努力はゼロになって、マンドリンを弾いてきた意味は無くなりますか。
自発的に学ぼうと思って、行動に移してレッスンに通い、ステージで一生懸命楽器を弾く。
それだけでも十分素晴らしいと思います。
ご家族は認めてあげてください。
でも、まずは生徒自身が、自分に自信を持ってほしい。
自己評価の低い人って多いですね。日本人の性質なんでしょうか。
もうすぐレッスンで、最後がまとまりませんが、また書きます。