gooブログから、「silvesmori さんが 2013年11月26日 に書かれた記事をお届けします。」というメールが届きました。
これって毎日くるわけでもなく、でも週に一度、でもなさそう。
周期はよくわからないんですが、そう言われると「去年は何してたっけ」と思いながらクリックしてみます。
出てきたのが、上記の内容。
レッスンで何かやりどころのない気持ちになったようです。
体験レッスンがあったのかしら。
具体的には思い出せません。
でも、まぁそんなところなんだろうな。
何かを始めようと思うときって、そのことに興味があるわけですから、前もっていろいろ調べますよね。
体験レッスンを申し込むのはその結果「やろう」と思ったから、なはず。
体験先も、講師・場所・レッスン料を比較検討して選ぶ、はず。
楽器をやろうと思っているなら、楽器がいくらくらいか調べてる、はず。
この「はず」が案外そうでもないんです。
いったい何をしに来たんだろう、というような方も実際来るんですよ。
子連れで楽器持たせて写真撮る、とか、遠くて通えないと最初から言うとか、楽器の値段を言ったら(もちろん最安を)先方の想定額と10倍以上違うとか(5千円くらいだと思っていたらしい)。
「楽しい、来週から来ます」と言って教則本やチューナーを持ち帰って(来週までなら、と思って貸した私がバカでした)それきり、なんてこともありました(電話しても出ない)。
体験レッスンで、言葉巧みに講師に弦を全部張り替えさせて結局入会しなかった、という話を聞いたこともあります。
自分は弾いてみないで、私に「何か弾いてください」っていう人もいたなー。
世の中いろいろな人がいるな、と今では思えますが、仕事し始めた頃はいちいちショックを受けたりがっかりしたりしていました。
レッスンは人間的な相性がありますので、あまりに困難だと思ったら指導はお受けしないことにしています。それがお互いのためだと思います。
体験レッスンを、自分の知り合いの紹介がある人、と限定すればこういうトラブルは激減するでしょうね。
でもそれだと、ツテは無いけどやる気のある人が気の毒だし。
私の生徒に対する希望は本当にシンプルで、
「人の話を聞ける人」
です。
なーんだそんなこと、と思うかもしれませんが、これができない人って多いんですよ。
私が何かアドバイスしていてもとにかく音を出し続ける。
こういう人はたいてい自分の音も私の音も聴いていない。
話を聞く時、弾く時、は、きっちりわけてほしいんです。
生徒弾く
↓
先生アドバイスする
↓
先生お手本を弾く
↓
生徒弾く
の流れで、アドバイスのときにしっかり聞き、お手本のときに手の動きを見て音をちゃんと聴ける人は上達が早いです。本当です。
というわけで、「話の聞ける人」をお待ちしています。