曲数が多いので画像を入れましたが、カメラのピントが相変わらず今ひとつ・・・。
昨日の演奏会「新響地」。
内容ぎっしりで、最初から最後まで集中して聴きました。
マンドリンの佐古季暢子さん、ギターの佐藤紀雄さん、ゲストの山田岳さん(ギター)。
素晴らしい演奏、そして近江楽堂の響き。
1曲弾くだけでも大変そうな曲がずらりと並んでいます。
プログラムについては、
----------
佐古:「従来のマンドリンとギターの響きを超えたものを生み出す」というコンセプトの元約1年かけて作品を選びました
(ギターの時間 インタビューより)
----------
ということです。
----------
佐藤:音楽性の追求と共にマンドリン奏者は旧態依然としたマンドリンの世界と戦わなくてはならないと感じました
(ギターの時間 インタビューより)
----------
旧態依然としたマンドリンの世界。
そうなんですね。というか、そうなんだろうな。
バッハの「2つのヴァイオリンの為の協奏曲 ニ短調」では佐藤紀雄さんがマンドリンを演奏なさってびっくり。
佐古さんは、本当にタフで魅力的な演奏でした。
彼女と初めて会ったのは、川口先生の清里マンドリン音楽祭です。
今から13年くらい前でしょうか。
コンクールの課題曲(何か現代曲)の演奏を部屋で聴かせてもらいましたが、とても上手でした。
その後、大学でマンドリンを学び、ドイツに留学して研鑽を積まれています。
これからもますますご活躍になることでしょう。
アンコールは無しで終演しました。
佐古さんから聞いた話では、アンコールは用意していたけれど時間の関係で無しにしたそうです。
そういえば、開演は5分以上押していたと思います。
演奏終わった時点で、9時20分くらいだったか・・・。
盛りだくさんの演奏会だったので、アンコール無しでもじゅうぶん満足しました。
あんなに素晴らしい演奏会が2500円(前売り)なんて、安すぎると思います。
チケット代って、納得いかない(内容、会場などから考えて高いと思う)ような演奏会はたまにありますが、昨日のように安くて申し訳ない気持ちになるのは珍しいです。
大阪と広島公演では、別のギタリストがゲストで、ギター二重奏は違う曲を演奏するそうです。
客席には奏者としてご活躍の方がたくさん。注目度の高さを感じました。
研究所からは4人だけ、というのは少々さみしい。
終演後、オペラシティで食事して帰りました。
帰りはあちこちの路線でダイヤが乱れていて、乗るつもりの電車に乗り換えられず、別の電車は混んでいて乗れず。
想定以上に時間がかかって、終電1本前になってしまいました。危なかった。
それにしても、都会は人が多い。12時近くても通勤ラッシュのような混雑でした。
上永谷に帰ってきたら、「過疎」という言葉が浮かぶほどの状態。
上永谷の夜は早いんです。年齢層が高いので・・・
でも、安心できる平和な街です。