私の教室のレッスンでは教則本はオデルとムニエルを使っています。
オデルは4巻まで。
これが終わると、ムニエルのショリディータ3,4巻。
その後、自分はムニエルの12の奇想曲風練習曲と、名前を忘れた何か(ああ、本当に思い出せない)をやっていました。
数年前オザキ譜庫から日本語訳付きが出版されたのをきっかけに、ショリディータの1,2巻もレッスンで使うようにしました。
内容的にはオデルの2巻が終わってからまたは併用してショリディータの1巻、オデル3巻が終わってからまたは併用してショリディータの2巻を使うのがいいように思います。
今日の生徒さんはショリディータ4巻が終わってから1巻、2巻を使っています。
さすがに進みが早いので、12の奇想曲風練習曲も併用しています。
このあとは20の旋律的練習曲をやる予定。
ムニエルはこのふたつをショリディータ2巻と3巻の間にやることを推奨しているそうです。
こちらはIMSLPのサイトからダウンロードできます。
・・・と生徒さんには伝えたんですが、プリンタが無いそうで(USBに保存してコンビニでプリントすればいいんですが)、結局私がプリントして渡しました。
譜面や小物(弦やピック)の入手は、生徒が今後ひとりでできるようにやり方を教えるべきであって、代行すべきではない、と他の先生に言われたことがあります。
確かにそうだと思うし、促しもするんですが、実際はなかなか。
レッスンで使う譜面のコピー代はもらわないんですが、教則本ともなるとページ数もそれなりにあります。
あまり過保護にしないほうがいいのかも。
本に関しては、このほかにペッティーネの教則本もあるし・・・
ペッティーネはDUO PRIMERはやると良さそうです。
練習曲がアニーローリーなどの親しみやすい曲というのもいい。
ドイツの本(ブルレスケン、アフォリスメン)もやるといいと思うし、本当にやるべきものが山ほどあります。
それを今日のレッスンのときに改めて感じて、うれしいような悲しいような複雑な気分になりました。
夕方からはオンラインコンサートを楽しんで、すっかり気分転換できました。
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