1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

また発表会

2009年06月14日 | Weblog
研究所の発表会の1週間後、和田町音楽院の発表会でした。

忘れ物はしなかったものの、各駅停車と間違えて急行に乗ってしまい、引き返す途中で、何を勘違いしたのか目的地のひと駅手前で降りてしまい、また次の電車を待って・・・そんなこんなで、本来なら横浜から4分で着く場所に30分近くかけてしまいました。
私は本当にどこか変なのかも・・・

和田町音楽院の発表会は年に2回あります。
独奏の発表会と、アンサンブルの発表会。
今回は、独奏の発表会でした。

マンドリン科から、お1人参加しました。
私の最高齢の生徒さんで、今年90歳になる方です。
入会したのが83歳のときでした。
それからもう7年も経つんですねー。
いつも熱心に通ってくださっています。
緊張のあまり止まったり弾き直したり、いろいろありましたが、なんとか最後まで弾けました。
90歳で発表会に出ようという姿勢だけでも素晴らしい。
お元気で明るく朗らか、とても社交的な生徒さんです。
あんな風に年齢を重ねたいものです。

子供はピアノ科の生徒が多く、大人になると俄然弦楽器が増えます。
大人の男性はチェロ科が多いですね。
趣味があると人生が豊かになるし、さらに発表の場があると励みになります。
管弦楽器(声楽も)の伴奏は、ピアノ科の先生が何人かで担当しています。
それも聴きごたえがありました。
同じピアノでも先生によって(もちろん生徒は生徒で)全然音色が違う。
演奏する生徒さんも、曲のレベルにかかわらず、呼吸の自然な人、体を使ってさり気なく伴奏者に合図が出せる人など、見ていて興味深かったです。

チェロでとてもいい雰囲気の生徒さんがいて、打ち上げのときに担当講師の方にお話を伺ったら、その生徒さん、大学ではマンドリンを弾いているそうです。
いや、中高で弾いていて、大学ではマンドリン部には入っていないんだったか・・・。
彼のマンドリンの演奏、ぜひ聴いてみたいです。

打ち上げは、学院生がオーナーをしているトンカツ屋さんで。
厚切りロースカツをたっぷりいただきました。
そして、豪快に飲み且つ食べる声楽の先生の隣の席だったのでビールが進み、楽しいひとときを過ごしました。
いやー、ひさしぶりに「飲んだ~!」ってくらい(?)飲みました。
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バイエルン放送交響楽団

2009年06月12日 | Weblog
11月に公演があるそうです。

以前から、ぜひ五嶋みどりさんの演奏を生で聴いてみたいと思っていました。
できることなら、もっと小さい規模のホールで。
でもまぁそんな勝手も言っていられない、とにかく行こう、とチケット代を見たら・・・

3万2千円!
オペラじゃないのにこの値段。すごいです。
この際一番安い席でも、と思ったら売り切れだそうです。
3万2千円か、2万6千円の二者択一です。あぁ。

演奏会のチケットってどうしてこう高いんでしょう。
需要と供給の関係で、高くても買う人がいるから高いんだろうなぁ。
行きたいけど、行けません。
こういうことはよくあります。
残念です。
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駐車券

2009年06月10日 | Weblog
水曜日は、自宅レッスン→弘明寺音楽院→自宅レッスン、というスケジュールです。
音楽院までは、前回車で行って失敗したので、地下鉄で行くことにしました。

移動時間をなるべく短くしたいので、駅まで車で。
駅前のヨーカドーに駐車して、帰りがけに買い物をして自宅へ戻る・・・
という予定でした。

が、しかし。

お財布を忘れてました。

念のため用(それほどお財布を所持し忘れることが多い。携帯もよく忘れます・・・)の千円札が1枚、キーホルダーに入っているので、駐車料金は払えます。
でも、2千円買い物をすれば駐車料金は無料なのにもったいない。

考えた末、suica(クレジットカード付き)で買い物をして、これでよし、と駐車場を出ようとしたら、駐車場係の人が休憩中で、レシート無しで素通りできたんです。
しくしく。
まぁ、無駄なものを買ったのではないからいいですけど。


我が家の玄関、やっとドアのビニールが取れました。
今日塗装が終わったところ。
分厚い木の、素敵なドアなんです。
でも、オートロックなことを忘れて、ゴミ出しのときに締め出されることがたびたび。
便利なような不便なような。

でもまだ工事完了ではないんです。
引越してきた時に比べれば、あちこちだいぶ出来上がってますけれど、はたしていつ完成するんでしょう。
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次こそは

2009年06月09日 | Weblog
発表会って、当日まで「出るんじゃなかった」などと思っています。
参加さえしなければ心穏やかにいられるのに。

重い楽器と荷物を持って会場に向かう道すがら、気分も重くなります。
これで雨まで降るともう最悪。
今年は急きょ自宅から車で行くことになりました。
途中、渋滞に巻き込まれ、リハーサルに間に合わないかとハラハラ・・・
結果としてはギリギリ間に合ってよかったです。
でもまぁこの時点で精神的にかなりくたびれました。

独奏のリハーサルのあとは、アンサンブル虹のメンバーのお手伝い、四重奏のリハーサル、写真撮影、虹のリハーサル・・・
あっという間に開演時間になりました。

今年もプログラム1番は、アンサンブル虹でした。
24時間テレビ出演をきっかけに集まったメンバーです。
あれからみなさんがずっとマンドリンを続けていることがすごい。
今年はメッツァカーポのマンドリニストの行進曲を弾きました。
本番はうまくいったと思います。よかった。

出演者はいろいろと役割分担があります。
私は2部の調弦担当。
というわけで、客席で演奏を聴けるのは1部の途中までだけなんです。
みんなの熱演をすべて聴けたら・・・と思いますが、そうすると自分は弾けないし。
プレソの演奏会と同じで、悩ましいことです。

人の楽器を調弦するのは責任重大です。
楽器それぞれ特性があるので、難しい。
弾いている間にチューニングが違うのが気になって、実力が発揮できなかったら・・・。
というわけで、なるべく自分の楽器は自分で調弦してほしい、というのが本音です。
でも、他人に任せたほうが安心、という方もいらっしゃるので、自分なりに努力して合わせています。
最後まで狂いませんように、と祈るような気持ちでお渡しします。

ステージの上では2時から9時まで、独奏、アンサンブルなどが演奏され続けます。
舞台転換の早さは本当に毎回素晴らしいと思います。
みんなで力を合わせて発表会を作り上げているのは、素敵なことですね。
あの舞台袖では、緊張する人を励ましたり、演奏が終わった人をねぎらったり、いろいろなことが行われているんです。

次に私がステージに出るのは四重奏。
クァルテット パッソ ア パッソの発表会出演はこれで2回目です。
今回は、ホフマン作曲の四重奏曲ヘ長調を弾きました。
原曲はマンドリン、バイオリン、ビオラ、チェロという編成です。
本番は満足のいく出来でした。
不安な箇所もうまくまとまったし、4人の音色が心地よく溶け合っていたと思います。

急いで控え室に戻って着替えて、独奏の準備。
このころになると、賑やかだった控え室がすっかり静かになっています。
そして、自分自身は緊張感よりも疲労感のほうが勝ってきています。
早く弾いて解放されたい、楽になりたい、というような気分。

温かい拍手に迎えられてステージに立つと、最後の1音を弾くまであっという間でした。
こうなるともっと弾きたいような気になるから不思議です。
予想外なところで間違えたり、逆に、今までどうしてもしっくりこなかったところが表現できたり。
今の100倍練習しなければ、達成感など得られないんだろうと思います。
ステージでは緊張してないように見えるそうですが、ミスをするということはやはり緊張している証拠だと思います。

このように「やり残した感」があるからこそ、また来年がんばろうと思えるでしょうね。
そのようにして20何回も(正確には忘れました。最後の挨拶で先生が言ってくださったそうです)出てしまいました。
来年(こそ)はがんばろうっと。
と毎年書いていると思います。

今回は40回記念の発表会ということで、打ち上げもいつも以上に盛り上がりました。
先生方にありがたい言葉をいただき、うれしく思っています。

発表会には、私の生徒さんが何人も見に来てくれました。
みなさんとても褒めてくださるんですが(そりゃ先生にダメ出しはできないと思います)、うれしいような申し訳ないような。
生徒さんのためにも、きちんとした演奏をしなくては、と責任を感じるこの頃です。

演奏者が登場する際に、片岡先生が考えてくださった紹介がアナウンスされます。
今年は「結婚しました」が多かったです。
結婚ブームかしら。
私のときは、「引越しました」でした。
先生は、少しでも宣伝になるようにと、自宅にレッスン室を作ったことや最寄駅まで原稿に書いてくださっていたんです。
東京で「上永谷」と聞いてもわかる人はいないだろうな、と思ったんですが、なんと客席にいたグループレッスンの生徒さんから、「上永谷なら通えるからいつか個人レッスンに変更したい」と言っていただきました。
アナウンス効果ですね。
ありがとうございます。
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緊張と弛緩

2009年06月07日 | Weblog
昨日は疲れているはずなのに頭がやたらと冴えていて、3時半ころまで眠れませんでした。
快適なベッドに横になって、姉と2人でいろいろな話をして、楽しかったです。

朝寝坊を決め込んでいましたが、6時半に姉の携帯に起こされました。
今日は姉の子供の運動会だったんです。
さすがに3人目のせいか、姉は運動会より発表会を選んでくれました。
姉の代わりに、姉の夫、一番上の子供、私たちの両親、近所に住んでいる叔父と叔母が大挙して観戦に行ってくれたのでした。
それでもやはりちょっとさみしかったのか、朝から何度か電話がかかってきました。姉の末っ子はまだ小学校2年生なので、無理もないです。

電話がひと段落してから、しぶとく寝直し、自然に目が覚めるまで寝ていました。こんなのひさしぶり。しあわせ。
11時に起きて、ホテル内を散策後、一番気に入ったレストランで昼食をとりました。
最上階の、レストラン ブリーズ ヴェール。
いい眺めを見ながら2時間以上かけてゆっくりと昼食を食べました。
どれもこれもおいしくて、一皿ごとに、おいしいねおいしいねと顔を見合せました。
デザートはワゴンサービス。
私たちの食べっぷりがよかったせいか、全種類盛り合わせで、しかも大盛りにしてくれました。
そんな大満足のランチのあと、3時過ぎにチェックアウト。
のんびりしました。

・・・

こんなのんびりも、前日の緊張があったからこそ満喫できるんだと思います。
毎日が今日のような日だったら、有難さも麻痺するのかも。
緊張と弛緩。
両方必要なんだと思います。

ホテルの話ばかり書いて、肝心な発表会の内容に触れていませんでした。
これはまた明日、改めて。
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片岡マンドリン研究所第40回発表会終了

2009年06月07日 | Weblog
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。

長い長い1日でした。
打ち上げが終わり、姉とホテルに来ています。

今年は、ザ・プリンスパークタワー東京です。
部屋から東京タワーがドーン!です。

これからホテルからのプレゼントのシャンパンで改めて乾杯します。

発表会のあれこれはまた後日ゆっくり。
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2009年06月05日 | Weblog
発表会前、最後のレッスン。
往復の時間を考えると、家で練習したほうがいいかとも思いましたが、気分転換を兼ねて高円寺まで行ってきました。
これが本当に、行ってよかったんです。

弾いていたら、A線の2本が狂ってきました。
先生曰く、なんだか下の弦の音そのものが変・・・。

チューニングをやり直して、開放で2本が合っているのに、押さえると2本の音程が違ってしまう。
不良弦かどうかはわからないけれど、とにかく2本の相性が悪いということで、すぐ張り替えました。
そうしたら、開放でも押さえてもずっと弾いても狂わなくなったんです。

先生に指摘されなければ、このまま本番で弾いていたことでしょう。
自分ではチューニングが合いにくいとしか感じていなかったので、張り方が悪かったかと思う程度で、取り換えはしなかったと思います。
これからは、自分で気をつけないと。

あとは、強い音のときに腹筋が緩んでいると言われました。
弱音のときはかなり気をつけていたんですが、大きい音のときに腕から先だけしか力が入っていなくて、その結果音に芯がないそうです。
腹筋、腹筋。
そして、肩と腕は脱力です。
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オハツ

2009年06月03日 | Weblog
ヴィオラコンクールのフィナーレは、授賞式と記念演奏会でした。

ヴィオラといえば皇太子殿下。
ホールに行啓(この言葉に、「なさる」等必要なのかがわからない・・・)ということで、準備段階からいつもと違う緊張感が走っていました。

特別バージョンのスケジュール表が配られました。
席次表、分刻みの殿下の予定、詳細に決められたスタッフの動き。
エントランスもロビーもSPだらけで、ものものしい雰囲気でした。
細かいことは書けませんが、無事仕事がこなせてよかったです。

紀尾井ホールは皇室の方が臨席されることが多いようで、貴賓室や特別エレベーターもあるんです。
この日初めて知った言葉もいくつかあります。

その一つがオハツ。
御発です。
反対語が御着(オンチャク)。
貴賓室に御着、そして御発。
鳥の子、というのもありました。
鳥の子一双。
屏風のことのようです。
貴賓室・・・きっと見ることはないでしょうが、素晴らしいお部屋なんだろう、と想像します。

それにしても、ほんの少しの移動にも大がかりな警備。
車がホールからお発ちの際には、ニューオータニからの車も止めていました。
パトカー、白バイなどなど、長い車列でした。
天皇皇后両陛下の行幸となったら、もっと大所帯になることでしょう。

誰にも構われずに自由に動き回りたいこともお有りなのでは、と思います。
でも生まれたときからずっとこれが当たり前なら、こういうものと思っていらっし
ゃるんだろうな。
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カメルレンゴ!

2009年06月02日 | Weblog
先日、やたらバッグが重いなと思ったら、ペットボトルが2本も入っていました。
出かける前、既にバッグに入れたことを忘れて、もう1本入れてしまったんです。
1キロだもの、重いわけです。
忘れたり余分に持ったり、そんなことが多いこの頃です・・・。

「天使と悪魔」を読んでいます。
ただいま、下巻。
読むのは電車の中。家で読むと、読み終わるまで何も手につかなくなってしまうので。
土曜日、渋谷駅から始発の東横線に席を確保して読書を開始。
中巻のカメルレンゴのスピーチに圧倒され、とても集中して読んでいたら、自分が特急に乗っているつもりで間違えて各駅に乗っていたことにずっと気づかずにいました。
大倉山(各駅停車しか停まらない駅。下車駅の横浜に近い)でドアが開いて、びっくりしてしまった。
時間はかかったけど、ゆっくり本が読めたので各駅停車もいいものですね。

発表会が終わったら、「天使と悪魔」の映画を見に行く予定です。
カメルレンゴの役は誰がやっているんだろう。
調べればわかるんだけど、情報なしに見てみたいと思っています。
全世界へ向けたあのスピーチ、楽しみです。
コメント (12)
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